paper boat -4ページ目
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ドーナツ家現象

先週から風邪薬を連用しているせいか胃が痛い。胃薬を飲んで、昼食はドーナツとコーヒー。薬意味なし。
だって、おべんとうばこが欲しい…。

本日の昼食のお供:
「国文学」2005年1月号 特集/渡来・漂流・渡航実記

メイドイントーキョー

「メイド」で検索したら面白い結果が出そう。



著者: 小山 雲鶴, マンガ技法研究会
タイトル: 衣服の描き方 メイド・巫女編

「メイド」と「巫女」のターゲットが一緒っていうのがなんとも。
じゃあ「ナース」は何と一緒になってるんだろう。気になる。

で、私が買ったのはこっち。↓


著者: 貝島 桃代, 黒田 潤三, 塚本 由晴
タイトル: メイド・イン・トーキョー

「傾斜した敷地のバッティングセンターの篭の下の隙間に、スパゲティ屋の細長い部屋が差し込まれたような建物を見つけた」ことから始まった「東京の名もない奇妙な建物を収集するサーベイ」を写真と図面と簡潔なコメントでまとめたもの。計70件の「ダメ建築」を収録している。
目線としてはトマソンに近いだろうか。(ところで「トマソン」もカギカッコなしで流通する程度には一般化したと思ってたけど、ことえりは「外間損」と変換してくれる。)でも鹿島出版会から出てるのでちゃんとした建築の本だと思う。とか言ったり。
パチンコ店を二つのサラ金ビルが挟んだ状態をノートルダム寺院になぞらえて「パチンコカテドラル」と名付けてみたり、首都高の上に掛けられた(?)テニスコートを「スポーツブリッジ」と呼んだりするあたりも外間損ふう。
こういうの、電車通勤が長い人は結構気になってた物件ではなかろうか。次は「メイド・イン・オーサカ」とか…でも大阪の無秩序ぶりは東京とはまた根が違う気もする。

一葉

松原岩五郎は明治二十五年秋、国民新聞社に入社した。…

今日も「二葉亭四迷…」のつづき。毎日昼食をとりながら読むので一日一章も進まない。上の引用は本日の読み始め、最後に読み終わったところを引用する。今後もこのやり方でいくつもり。
正月休みに高橋源一郎の「日本文学盛衰史」を途中まで読みかけて放り出していたのだけれど、「二葉亭四迷…」もほとんど同じ時代の作家たちを扱っているので妙にすらすら頭に入る。(ちなみに関川本の解説は高橋源一郎。)



著者: 高橋 源一郎
タイトル: 日本文学盛衰史



風邪薬を飲んで頭がぼーっとしたまま部屋をうろうろしていたら、ちゃんと栓をしないまま放っておいたワインの壜を蹴飛ばして、床がワインびたしになった。ワインもこうなると「香り」じゃなくて「臭い」だなあ。部屋がワイン臭い。
外は寒い。洗濯物を干すのが面倒。布団に入ってもう少し読んで、眠くなったら寝る。明日からまた仕事だ。


…しかしこのとき、一葉の余命はもはや一年とは残っていないのである。

ためしに

いま読んでいる本を。


著者: 関川 夏央
タイトル: 二葉亭四迷の明治四十一年

Amazon Web サービスが使えるというのでgooからこっちに引っ越した。アソシエイトもやりたいので、アフィリエイト禁止のブログではきついのです。
別にそれで稼ぐつもりなんか毛頭ないんだけど、どういうシステムなのか、実際どの程度利用されるものか興味があるので。

「今読んでいる本の記録」ならネタがなくても毎日書き続けられるかも、というのと、ここに書くために毎日何か読む習慣をつけようという、二兎を追いまくるブログ。二兎が逃げ惑う様を楽しむブログ。
タイトルはThe Lilac Timeの曲から。「本」だから「紙」、ってのもいまどきアナクロですが、むしろアナクロで行こうかなと。
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