夕べ遅くから雪が降り始めた
初雪だった
朝 少しだけ雪が残っていた
一月八日夕方
家内が家の裏の道路を歩いていて高校生の自転車と衝突
道路で頭を強く打ち付けて重症を負った
通りがかりのドライバーの通報で救急車で病院へ
命の危険はどうやら去ったようだが医者の話では一週間ぐらいは目が離せないそうだ
今日は救急救命病棟から一般病棟の個室に移った
事故から四回目の夜が来る
家内はずっと眠っている
呼びかけには応じるが言葉がハッキリしないか眠っている事が多い
左後頭部に裂傷と大きなコブ
頭蓋骨折
脳内出血で脳が腫れて居て正常に機能して居ない
ぶつけた左後頭部と反対側の右の脳のダメージが大きく脳の中で出血して居る
どれだけ酷いぶつけようだったのか
衝撃で脳が頭蓋骨の反対側に押し付けられてダメージを負ったようだ
四日経った今日になって事故前にご飯の支度をしようとしていたせいか、食事の心配をし始めた
正常な内容の会話では無いが比較的言葉も聞き取れて目を開けてこちらを見るようになった
起き上がろうとするので制止する
頭に怪我をして病院に居るのだと説明すると諦めたように眠りに落ちる
脳の中で何が起きているのかわからないが昨日からは時々ベッドから起き上がろうとしたり正気では無い行動を取るのでずっとそばに付いている
三日間娘が付き添ってくれて一昨日は息子も泊まりで付き添ってくれた
今夜と明日は僕が居ることにした
脳の腫れが引いたら元に戻るのだろうか心配だ
これ以上悪い方向に行かなければ良いと思う
病室で家内が寝ている風景には慣れてしまった
今夜は少しは眠れるかな
家内があまり眠って居ても心配だし
起きると思わぬ行動を取るので警戒して居る
病室のリクライニングソファーに座って家内の顔を見て居る
暖かいので眠い
昼間は仕事をしていたし
後二三日で見通しが立てばいいのだが
家内の身体の回復力を信じる以外に今は道が無い
手術をするかどうかの瀬戸際だったがどうやらそれもまぬがれた
回復しても家事が出来たら上出来なのかもしれないと思う
家内の顔を見ながら
いろいろ覚悟をしなければと思っている
一番苦しむのは家内なのだし
サクラソウが咲き始めた
うちにも春が来てくれるのだろうね今年も
辛い冬もちゃんと終わりが来るのだろうね
春が待ち遠しい
心から笑える春が待ち遠しい

