「一青」という姓の由来は石川県中能登町にあります。

風光明媚な中能登町ですが、特にいにしえの時代より伝わる伝統の麻織物「能登上布」が素晴らしく、"織物のまち"と称されてきました。

ちなみに「上布」とは、麻織物の最高級品に贈られる称号だそうです。

町には「能登上布会館」や「中能登町織物デザインセンター 」があり、能登上布の歴史や中能登町で開発されている繊維を見学し、実際に機織機を使って能登上布を織る体験もできます。

 

軽くて薄い能登上布は、猛暑にぴったりな夏の着物として好まれいますが、今回、その特徴を最大限に生かした夏用のマスク『ひんやり麻マスク』が登場。

 

製作したのは、中能登繊維の未来を考える団体「テクシる」。

6月に1000枚限定で発売したところ、大好評で即完売。

私もなんとか一枚、入手にすることができました。

使ってみたところ、肌に触れるとひんやりとしていて、ゴワゴワせず、息がしやすくて本当にいい感じです。

色もよく、すっかり外出時の愛用マスクになりました。

 

第二弾として7月に、より素敵な色やデザインが登場し、再度1000枚の販売があることを知り、知り合いにも使ってもらいたいと思って注文しようとしたところ、なんと発売15分で完売!

完全に出遅れてしまいました……。

また発売しないかしら。

 

新型コロナで色々と大変ですが、このような形で、故郷の中能登町が多くの人々に知れ渡り、日本や地元の魅力が再発見されることは、とても嬉しいことだと思いました。