二日間続けて<本>のベントに行ってきました。

 

18日(金)は池袋東武の旭屋書店主催の『もっとさいはての中国』 安田峰俊さん×『みんな彗星を見ていた-私的キリシタン探訪記』星野博美さんの対談へ!

台風の影響で延期になったイベントでしたが、多勢の人が集まっておりました。

 

緩の星野博美さんと急の安田峰俊さん。中国と香港に精通するお二人の掛け合いとお話が面白く、今の香港事情も盛りだくさんで、あっという間の1時間。

ちなみに、星野博美さんと実際にお会いするのは初めてで、なんだかとても嬉しくなりました。

帰ってからまた開いて読みたくなったのは、星野博美さんの名著『転がる香港に苔は生えない』と、安田峰俊さんの名著『八九六四 』です。

 

 

 

19(土)は、東京・日本橋の誠品生活日本橋 で陳耀昌 さんの歴史小説『フォルモサに咲く花』(東方書店)の新刊発表会!
着席できるのは30名ほどでしたが、イベントスペースには溢れんばかりの人。台北の誠品書店にいるのと変わらない雰囲気に驚きました。

 

作品の翻訳者であり、天理大学名誉教授の下村作次郎 さんによる作品解説から始まり、作者・陳耀昌さんの作品に対する思いが語られ、司会進行&通訳を務められたジャーナリスト・野嶋剛 さんのシメで終わった、充実したイベントでした。

会場では、中国語と台湾語が結構聞こえてきたので、日本に住む華人にとっても、誠品のオープンとイベントは嬉しいことなのだろうと想像しました。

 


「フォルモサに咲く花」は売り切れ!
帯コメントを寄せる機会を頂けたことに、改めて感謝致します。

“當夢想成真(dream come true)” —— 60歳から小説を書き始めた陳耀昌さん。医者でありながら、作家という夢を叶えた生き方を見習いたいと思いました。

 

台湾関連の文学イベントはまだ続きます、ご興味のある方はぜひいらしてください!

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【10月のこれからの台湾文学イベント一覧】

 

■林奕含『房思琪の初恋の楽園』新書発表会
10/25(金)1830@台湾文化センター
 対談:張亦絢 X 泉京鹿、司会通訳:李琴峰
https://jp.taiwan.culture.tw/information_34_104233.html

10/26(土)1500@誠品生活日本橋
 対談:張亦絢 X 泉京鹿、司会通訳:李琴峰
https://seihin1026taiwan.peatix.com/

 

*台湾出身の作家、日中翻訳者・李琴峰さんが司会通訳されます。李琴峰さんは芥川賞、野間新人賞候補となっている注目の作家さんで、新刊は『五つ数えれば三日月が』です。

 

 

■『我的日本』関連イベント
10/30(水)1830@台湾文化センター
 対談:舒国治 X 一青妙
https://jp.taiwan.culture.tw/information_34_104446.html

10/31(木)1500@誠品生活日本橋
 対談:舒国治 X 野嶋剛、通訳:李琴峰
https://seihin1031taiwan.peatix.com/