今年の本格的なサイクリングイベント参加第一弾は、島根県で開催された「石見グランフォンド2019」!

 

世界遺産石見銀山遺跡の地を駆け巡るイベントとして、今年で14回目を迎えるそうですが、メインは11時間で200kmを走る大周回コース。

大周回コースは獲得標高が軽く3000m以上(今年からのコース変更に伴い、噂では4000m以上とも)となっており、どんなに頑張っても絶対に無理なので、同じく11時間で145kmを走るミドルコースにチャレンジすることにしました。

 

と言っても、11時間で145kmという長距離に初めて挑むので、全く自信がありません。

(以前、奄美大島チャレンジサイクリングで160kmを10時間以内に走るイベントにチャレンジしたけれども、時間切れであえなく棄権を経験……)

 

 

スタート会場の久手海水浴場には、70kmコース参加者含め、約600名が揃いスタート待ち。

200kmの人たちの出走後、私もいざ出発。

スタートしてからしばらくすると、いきなり坂が始まりました。お知らせには、”200km以外は初・中級者向きで”さほど厳しいコースではありません”と書いてあったのに……嘘つき!

坂が大の苦手な私には、先が思いやられるコース展開です。

 

 

最初のエイドステーションはお蕎麦。

手打ちなのでしっかりとしたコシがあって、なかなか美味しかったです。

 

   

 

途中、ジャイアントの電動アシスト自転車に乗って同じコースをチャレンジ中の方に遭遇!

この方、なんと自転車の後ろにお手製のカゴを連結させ、犬を乗せて走っていらっしゃいました。

どんなに頑張ってペダルを踏んでも、結局この方を追い越すことができず、犬と共に遥か遠くへ悠々と姿を消し去って行きました。

電動アシスト羨ましい!

 

  

 

途中のエイドステーションは、かまぼこや梅干し、梨ゼリー、わらび餅、バナナなどがあり、見かけたものすべてを胃袋の中に納めながら、ひたすら走ること約6時間。ようやく95km先の昼食会場に到着しました。

昼食は神楽めしオロチ丼。トロロが添えられていて、ツルッと消化にいい感じです。

休みたいけれども、時間がないので食べ終わったらすぐ出発!

 

     

 

正午には、曇りの予報だったにもかかわらず、気温はぐんぐん上がり、体感温度は30度?と思うくらいの真夏日に。

汗が吹き出し、額に手を当てたら、ジャリジャリとした感覚が!

蒸発した汗が塩になっていて驚きました。

車道のない山間部の山道の坂を登るたびにフラフラになりながらも、途中、何箇所も廃線になった線路や水田、清流、橋が現れ、緑深き山々の美しさに見とれました。

自転車から降りて写真を撮る余裕がなかったことが、残念で仕方ありません。

 

こういうイベントに参加するようになってわかってきたことは、いくら頑張っても、いくら途中で止まっても、走るペースが大体同じくらいの人たちと最後まで一緒になるケースが多く、見かける人が決まってくるということです。今回も、よく見かける自転車の人が、坂道を一生懸命に登っていく姿を見て、励まされたりしました。

 

 

それにしても、120kmを超えたあたりから、足がつりそうになり、膝が痛いような感覚に襲われ、かなりしんどくなっていました。

結局、約10時間で完走できたけれども、膝はガクガクでした。

目下、坂道をどうやったらもう少し早く走れるのかが最大の課題です。

まずは帰ってヒルクライム関連の本を読んでみようかと(笑)。

 

 

    

 

こんなことがなければ、なかなか訪れる機会のない島根県。

石見銀山や温泉、海の幸の”のどぐろ”などをたっぷりと満喫してきました。

 

次はどこに行こうかな〜!

 

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