3月に続き、4月も愛媛県を訪れた私。

 

今回は『愛媛台湾親善交流会』設立記念イベントにおける講演会の講師として、お招きいただきました。

愛媛台湾親善交流会は、愛媛台湾交流会と愛媛日台親善協会が合併し、県内最大の台湾交流団体として発足した民間団体です。

 

会長の古川勝三さんは、ご著書の『 台湾を愛した日本人』で台湾の台南に烏山ダムを建設した八田與一(石川県出身)や、映画『KANO』の主人公の高校野球監督・近藤兵太郎を描いており、実際にお会いするより前に、私は書籍を通して勉強させてもらっておりました。

 

  

 

講演は「台湾と日本、深い絆を求めて~2つの故郷の間で~」という演題で、両親のことから著作が映画や舞台になったこと、そして愛媛県と私のご縁などをお話しさせていただきました。

 

 

 

講演後のパネルディスカッションでは、「台湾の魅力とは何か?」というテーマで、司会の藤田晴彦さんのもと、「旅々台北.com」責任者の松本眞司さん、株式会社旅tabi.info代表の小林あきよさん、愛媛県海外交流連携推進員の田上月琇さんのみなさんと、楽しく台湾について語り合いました。

ちなみに、米より麺派な私は、<旅々台北.com>の麵情報を重宝しているので、実際にお書きになっている松本さんとお会いできて嬉しかったです(笑)。

 

会場には100人近くお集まりいただき、台湾に何度も行ったことがある方が多く、驚きました。

 

 

 

 

愛媛県出身で台湾と深く関係している人物には、前述の近藤兵太郎(松山市)や、ダム湖の日月潭をつくり、台湾電力の父と称される松木幹一郎(西条市)などがいらして、台湾との歴史的な繋がりがとても深いと感じております。最近は、これらの歴史に、愛媛大学と台湾・国立高雄科技大学の学生が自転車で四国を一周する「 環四国」のような、「サイクリング」交流が加わり、四国と台湾の間に新しい風が吹こうとしています。

 

7月の愛媛県の松山空港と台湾の桃園空港がエバー航空の就航を機に、台湾と愛媛県の距離はもっと近くなるでしょう。

愛媛台湾親善交流会が四国における日台交流の中心となり、これから様々な活動が期待されるなか、私も微力ながらお手伝いができるよう、頑張りたいと思います。

 

あ、今後愛媛県を訪れる機会が増えれば、伊予柑ソフトに鯛めしやじゃこ天を食べられる機会も増えるから嬉しいです!!