6月7日は、滋賀県大津市で講演を行いました。

タイトルは「おもてなしのビワイチへ~台湾から日本に広がるサイクルツーリズム~」。

びわこビジターズビューロー設立15周年記念としての講演会ということで、びわ湖大津プリンスホテルで盛大に行われました。

私と滋賀県の繋がりは、昨年の10月に、琵琶湖一周のサイクリングイベントに参加したことから始まります。

実は私、この時が初の滋賀県訪問。お天気はあまり良くなかったのですが、地元の方々の温かいおもてなしと、奥琵琶湖の美しさが印象に残りました。また、ビワイチのスタート地点がある守山市の宮本和宏市長や、池永肇恵副知事、びわこビジターズビューローの佐藤良治会長などが一緒に自転車で走って下さったり、大久保貴・彦根市長が彦根城を案内して下さったりと、貴重な経験もさせていただきました。

今年のGWに走った韓国縦断サイクリングで、宮本市長や佐藤会長と再会したことから、滋賀県との関係が深まり、講演する機会をいただいたのです。

 

 

日本最大の湖である「琵琶湖」。湖そのものはもちろん魅力ですが、近江商人の町並みが残された近江八幡や戦国時代の史跡がある長浜市、おごと温泉を持つ大津市など、周辺の市や町にも、たくさんの魅力が詰まっています。

海外からの旅行者にとっては、周辺の京都や大阪、奈良の知名度が高く、滋賀県に足を延ばす機会がまだまだ少ないのが現状です。私自身、琵琶湖を一周したことで、楽しさ、美味しさ、美しさが揃った滋賀県を是非訪れてもらいたいと、強く感じています。

 

 

ところで、みなさん「琵琶湖真珠」ご存知ですか?

講演の記念品として、琵琶湖真珠を頂きました。

琵琶湖で真珠が取れることを知らなかった私は、とても驚きました。

聞いてみれば、かつて琵琶湖でたくさん採られ、そのほとんどが海外に輸出されていたことから、日本で知られることがなかったそうです。品質の良さから、ヨーロッパを中心に人気を集め、伝説の真珠とも言われていました。いわゆる核を持つ丸い真珠ではなく、四角や楕円、涙型など、ひとつとして同じ形がない琵琶湖真珠。
琵琶湖の水質汚染などの影響で取れなくなっていましたが、養殖業者の努力により、数年前から再び手にすることができるようになったそうです。

貴重な琵琶湖真珠、大切に使いたいと思います。

 

 

今年の夏から、滋賀県出身の西川貴教さんがふるさと観光大使として「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」観光キャンペーンが始まります。

みなさんも、まずはビワイチサイクリングから始めてみませんか?

優しいおじさまたちが、お待ちしております!