福岡から広島県・尾道市に移動した9日の夜は、尾道市・尾道市教育委員会主催の国際理解講座で「環島〜台湾にいちばん触れ合える旅のスタイル」の講演を行いました。

 

尾道を訪れたのは、6年前に参加した「台日交流 瀬戸内しまなみ海道サイクリング」以来。

思い返せば、このサイクリングイベントが、本当の意味で私にとっての初めての本格的な自転車でのロングライドデビュー。

(無我夢中で、どうやって走ったのか全く覚えていないくらい、余裕ゼロでした。)

そんな特別な尾道の地で、私が自転車についての講演を行うとは、なんとも不思議な思いでいっぱいです。

 

会場となったONOMICHI SHAREは、倉庫だった場所をリノベーションし、普段はシェアオフィスとして使用されているとっても素敵な空間。

ガラス張りで、目の前にしまなみ海道が広がり、夜はライトアップされた夜景も楽しめます。

 

しまなみ海道があることで世界的に有名な尾道だからか、自転車に関心を持つ人も自然と多いのでしょう。平日にもかかわらず、尾道市を始め、広島市や岡山、大阪からわざわざお越し頂き、本当に嬉しかったです。

 

 

講演後、

「わたしの孫が台湾に留学に行きたいと言っていて、反対していたけれども、今日の台湾の話を聞いて、行かせたいと思いました」

と涙ぐみながらおしゃってくださったおばあさまの言葉が、とても印象深く、思わず私ももらいなきしそうになりました。

実際に台湾環島にチャレンジしたいという方の声もいただき、感激です。

 

 

 

講演の翌日は、宿泊先からすぐのU2をぶらぶら。

U2とは、尾道水道沿いの荷解き倉庫をリノベーションしてできたとってもおしゃれなサイクリスト向けの複合施設。

自転車ごと宿泊可能なホテルにレストランやカフェ、セレクト ショップなどがあり、もちろんジャイアントストアもここに入っています。

次回は自転車と一緒に、絶対ここに泊まりたい!と思っています。

 

 

 

環島を通じて、もっともっと尾道と台湾の交流が深まるといいなあ。

講演を開催するにあたり、ご尽力いただきました尾道市役所の皆さん、本当にありがとうございました。