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先日、テレビで『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』を見た。
どんだけ長いタイトル!?と思いながら、結構楽しんで見終わり、ふと思い出した台湾のドラマがある。
2009年に台湾で大ヒットしたテレビドラマ『痞子英雄』(Black & White)だ。
警察官二人が主人公。一人はマーク・チャオ演じる、正義感溢れ、体力とやる気だけを武器に突っ走る青島タイプ。もう一人はヴィック・チョウが演じる、チャラチャラと軟派な感じで弱腰だけれども知力で勝負の真下タイプ。
この二人がタグを組み、次々と事件を解決していくのだが、闘う相手がヤクザから国際テロ組織までと幅広く、SWAT部隊が出て来たり、謎の外人集団までとなんでもありのドラマだった。
そのなんでもありが逆に行き過ぎていて面白く、エンターテイメントとして大ヒットしたのだと私は思っている。
この感覚が踊る大捜査線やドラマ24にも共通しているように感じて、ついつい思い出してしまったのだ。

今週末から、痞子英雄の映画版「ハーバークライシス~湾岸危機~」が日本で公開される。
映画は既に台湾で見てきたが、テレビより更に”なんでもあり度”がパワーアップし、ハチャメチャになっていた。
台湾映画にもこんなものがあるのだと楽しめる内容に仕上がっていると思う。
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の公開日と一日違いなので、この手の映画が好きな方は、是非両方見て、比べてみて欲しい!

因にどうも台湾のこの手の映画やドラマには、悪の組織の一味として、何故か英語を話す外人と、ボンテージルックの美女の登場率がやけに高い。