さてさて、前回に引き続きパンターF型の2回目です。
現状は画像の様な状態です。
パッと見殆ど出来上がってんじゃない?
って感じですが、まだまだです。
駆動系の組み立ては終了していますが、受信機の固定はまだですし、砲塔旋回と砲身上下の為のサーボもまだ未装着です、何よりバトルシステムの装着すらしていない状態です。
という事で、今回の投稿はこの画像の状態に至るまでの流れを説明して行きましょう。
先ずはサスペンションアームにピンバイスで穴を開ける所から始めてます。
次に0.45mmのピアノ線を画像の様に加工して、穴を開けたサスペンションアームに通して瞬間接着剤にて固定します。
お次は、シャーシ、サスペンションアームが上下に動く際に干渉するボッチを綺麗に取り除きます。
先に作っておいたサスペンションを組み込んで、ピアノ線の先端を直角に折り曲げて、その先端付近のみ瞬間接着剤で固定します。
さらに、プラ板などで固定部を補強すれば調整中にピアノ線が外れる心配もありません。
サスペンションアームの調整終了。
ディスプレイモデルよりも立ち気味に調整しておきましょう。
可動戦車のシャーシ内には重量物が沢山載ります、出来上がりの段階で丁度良い高さまで沈み込むのを見越してサスペンションの調整をすると、後々面倒な調整が無くなります。
ギヤボックスの搭載位置はバトルシステムキットの基本シャーシを見本に穴を開けて行きます。
ギヤボックスの搭載時、シャーシの前面装甲内側が干渉しますので基本シャーシを参考に削り込むか、MMキットのシャーシ前面を切り取って基本シャーシの前面装甲を移植するかで対応します。
今回は電池ボックスも基本シャーシから切り出しましたので、ついでに前面装甲も移植という形で進めました。
見えにくいですが、メインスイッチは後部雑具箱右側の底に設置して上手くカムフラージュしています。
あと、今回採用した転輪はスチールホイールタイプです。
ある程度基本に則って製作するとなると、終戦直前での試作車体ですからスチールホイールは外せないかな( ^ω^)・・・
履帯はフリウル履帯で当然の事ながら後期型、片側86コマで組み上げました。
外観上ほんの少しだけ変更を掛けました。
フロントフェンダーを少しだけ(先端で2ミリほど)前傾する様に根っこの部分で曲げました。
その方がカッコイイから!
これだけは譲れない動機です(^v^)
という事で、今回はここまでです。
次回は砲塔回りですね。
では。。