1/35 メルカバMkⅢ・D RC化 リトライ (その2) | ヒトっさんのRC戦車ブログ

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Yahoo!ブログから引っ越して来ました。

さて、前回投稿に引き続いてメルカバの製作ですが、
 
少しだけ別の話題に触れたいと思います。
最近、当ブログを見て1/35スケールの戦車模型をRC化を始められた方からのご質問がちょくちょく舞い込んで来る様になりました。
ヒトっさんとしても嬉しく思っています。
 
ただ、ここの記事だけを参考にRC化戦車を始められた方々には申し訳ありませんが、
ここでの記事だけでは恐らく完成の域まで辿り着くのには相当な壁にブチ当たるのではないかと予想します。
 
何故なら、肝心な所を記事にしていないから・・・
というのが正解です、「それってヒドイんじゃね?」という声も聞こえて来そうですが、
それには理由があります。
ヒトっさんは物作りの仕事を生業にしていまして、普段から製作する機械にどんな部品がマッチするか、どんな加工をすれば目標の動きに近づくのかを考えて仕事をしています。
おかげで、RC化戦車を製作する上で難しい部分もある程度予測できるスキルを持っています。
 
しかし、機械いぢりの初心者の方々に同じ事を求めるのはいかにも不親切なのは重々承知した上で、それでも核心部分の記事を出さずにこう言います。
 
一度はじっくり考えてみろよ!
と。
 
それでもダメな時は質問を下さい。
できる限り説明させて頂く心づもりでいます。
 
最初から答えが判って作って行っても出来上がった作品に愛着なんて湧かないかもしれませんよ?
 
それに、こういったやり方の方がモデラー同士の繋がり方が面白くなる様な気がするんですよね。
 
 
では、本題に入りましょう。
 
 
イメージ 1
 
前回は画像の様な状態で終わりましたね。
次は黄色で囲んだ部分にスピーカーを、赤く囲んだ所にバトルシステムの要の赤外線受光センサーユニットを接着します。
メルカバの場合、車体側容積は思った程余裕はありません、車体後部に設置する電池ボックスの上か下にスピーカーを置くのも良いのですが、後々リポ系のバッテリー等に変更するかもしれません、
砲塔後部にスピーカーを設置する事で余裕を持たせる事にしました。
 
イメージ 2
 
アッパーデッキをひっぺがえすとこんな感じになります。
ギヤボックスの後方に受信機を設置します。
前作のメルカバと比べてギヤボックスが小さくなった分受信機のケースを切り欠く必要は無さそうですね。
 
イメージ 3
 
受信機、電池ボックス、メインスイッチ、インジケーターランプを車体各所に設置して結線しました。
配線が届かない所は延長しています。
受信機と電池ボックスの間にある空間にアッパーデッキの砲身昇降用サーボと砲塔内から引き出した電線が潜り込む格好で納まります。
前作と違いかなりスッキリと納まりました~。
 
イメージ 4
 
完成まであと少し・・・
今回も主砲同軸機銃にくっつける形で赤外線LEDを設置する事にします。
それにしても細かいパーツが多くて組み立てに苦心しますねぇ。
RCメカの組み込みより時間掛かっている様な気がします・・・
 
イメージ 5
 
でけた~!!
主砲同軸機銃が少し下向きになっているのは砲身が一杯まで持ち上げた時砲塔上面に干渉してしまうのでこうするしかありませんでした・・・(汗)
後はペイントだ~www
 
イメージ 7
 
イメージ 6
 
履帯を外し銀細工用黒染め液を使用して硫化反応させて黒染めします。
上下の画像の色の差で染まり具合が判りますね。
今回は土気が着いた感じを出す為レッドブラウンとダークイエローを混ぜた塗料でペイントします。
ヒトっさんはあえてプライマーは使わずに着色しています、
走行させていて剥がれる部分は実物でもあまり汚れが着かないモノだと判断します。
 
イメージ 8
 
塗装完了。
後はウェザリングとデカール貼りを残すのみ!
 
イメージ 9
 
前作のメルカバとツーショット!
こうして並べて撮影すると結構迫力ありますねぇ。
 
一応、今回はここまでです。
では。。