今朝、絶対にしてはならないミスをしてしまった。

自宅の玄関に奥さん手製の弁当を置き忘れたまま、出勤してしまったのである。


少し寝坊して、バタバタしたことも原因の一つだ。

しかし、奥さんが最近特に忙しいのにもかかわらず、頑張って作ってくれた弁当を忘れるとは。

彼女の落胆ぶりはいかほどだったろうか。

妻の努力を理解できない、そして感謝の心が足りないダメ夫と思われても仕方がない。

今後、奥さんの厚意を断じて当然と思わず、報恩の誠を尽くしてまいりたい。


と、これくらい書いたら許してくれるだろうか。


かくかく鹿々


もしくは、愚かな父に代わって、息子の「反省」のポーズで許してくれるだろうか。


しかし、ビクビクしながらの帰宅後、奥さんはあまり私を問責しようとしなかった。


そういえば最近、彼女は寛大だ。私の帰宅が深夜になっても、にこやかに出迎えてくれる。


そういえば今月、3回目の結婚記念日を迎える。

また、彼女の3○回目の誕生日も控えている。


そう思うと、やはりきょうのミスは致命的だった。


彼女の笑顔が、こわい。