第85回選抜高校野球大会(13日間、甲子園)が今日22日、開幕する。

 阪神藤浪晋太郎投手(18)が、大阪桐蔭ナインを激励した。練習で甲子園新室内練習場を訪れたところ、開会式リハーサルを終えた森友哉捕手(3年)らとばったり。「おうっ」(藤浪)「あっ」(森友)と声をかけ合った。藤浪は「頑張れよと言いました」。森友も「改めて、男前になられたなと思いました」。当初の4番・近田が右手首骨折で最終登録メンバーを外れ、森中健太内野手(3年)が新たに登録された。4番は福森大翔内野手(同)らが候補。森友は「一丸になって近田の穴を埋めていく」と藤浪先輩との偶然の出会いを力にする。

 [2013年3月22日7時56分 紙面から]

 第85回選抜高校野球大会(13日間、甲子園)が今日22日、開幕する。

 済美(愛媛)2年生エースの安楽智大は新怪物への可能性を秘める。最速は152キロ。「150キロを超したい、と思って甲子園に来た」と目標を語る。上甲正典監督(65)は「投手は20歳を過ぎないとボールの回転や球の伸びは出てこないが、16歳の今でも素晴らしいボールを投げる」。19日の練習試合で右脇腹に死球を受け、20日智弁和歌山戦は5回4失点。懸念は体調だけだ。

 [2013年3月22日9時13分 紙面から]

<センバツ高校野球>◇22日◇開会式

 例年より4校多い36校が参加して開幕した。

 澄み切った青空の下、開会式は午前9時にスタート。前回優勝で、史上初の3季連続甲子園大会制覇に挑む大阪桐蔭を先頭に同準優勝の光星学院(青森)が続き、沖縄尚学、尚志館(鹿児島)と南から北の順番に行進。東日本大震災の津波被害を受けた、21世紀枠のいわき海星(福島)や、今大会限定の「東北絆枠」で出場した山形中央も元気よく歩を進めた。

 大阪桐蔭の森友哉主将の優勝旗返還などの後、鳴門(徳島)の河野祐斗主将が「東北をはじめ全国の困難と試練に立ち向かっている人たちに、大きな勇気と希望の花を咲かせることを誓います」と力強く選手宣誓した。

 また、スポーツにおける暴力が社会問題化する状況を踏まえ、下村博文文部科学相があいさつで「体罰は誤った指導だと指導者が認識し、野球界から率先して一掃してもらえるようお願いしたい」と述べた。

 [2013年3月22日10時48分]

<センバツ高校野球>◇22日◇開会式

 選手宣誓の大役を終えた鳴門(徳島)の河野祐斗主将は「うれしい気持ちと興奮する気持ちでいっぱい」と白い歯をこぼした。前日のリハーサルでは、早口になったことを反省し「60点」と振り返っていたが、この日列で待っている間も頭の中で何度も読み返して落ち着いて臨み「100点をあげられる」と胸をなで下ろした。

 「大きな勇気と希望の花を咲かせる」と誓った主将は第2日に控える初戦に向け、「ここからは試合のムードに入って、自分たちのプレーで少しでも力になれたら」と気持ちを切り替えた。

 [2013年3月22日10時54分]

<センバツ高校野球>◇22日◇開会式

 昨年春夏連覇を達成した大阪桐蔭が、3季連続で開会式に登場した。

 森友哉主将(3年)が優勝旗を返還。開会式を終えた森友は「また春も優勝したいという気持ちが、きょうでより強くなった。優勝旗は預けに来たという気持ちです」と意気込みも新たに。チームは史上初の3季連続甲子園制覇を目指すが、本来の4番・近田拓矢内野手(3年)が右手首骨折で21日にベンチを外れた。「近田のいないのを全員でどれだけカバーできるかです」と主将は力を込めた。

 [2013年3月22日12時1分]