毎日新聞 2012年10月20日 地方版
来春の第85回記念選抜高校野球大会出場校選考の重要な資料となる第65回秋季関東地区高校野球大会が、27日から31日まで、群馬県で開催されます。県からは県大会優勝の常総学院、準優勝の霞ケ浦が出場します。
来春のセンバツは記念大会のため、出場校は例年より4校多く、過去最多に並ぶ36校となります。内訳は▽一般選考30校▽21世紀枠4校▽神宮大会枠1校▽東北絆枠1校です。来年1月25日に開かれる選考委員会で出場校が決まり、大会は3月22日から13日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催されます。
21世紀枠は昨年より1校増え4校と過去最多です。練習環境のハンディ克服、地域への貢献など野球以外の要素が判断材料に加えられます。事前に選出された全国9地区各1校の中から、選考委員会で東日本、西日本各1校を選び、2校は地域を限定せずに選びます。東北絆枠は東日本大震災の復興支援を目的とする記念大会限りの特別枠で、東北地区から一般選考2校に加えて1校を選びます。神宮大会枠は、11月10日から開催される明治神宮野球大会で優勝した高校の地区に1枠が振り分けられます。
一般選考30校のうち、関東・東京は昨年と同じ6枠です。県勢の2校は、この枠を目指して秋季大会を戦います。あくまでも「選抜」なので、夏の甲子園と違い、トーナメント戦だけで出場校が決まるわけではありません。このため1県から2校選ばれたり、逆に出場校がない県が出る場合もあります。関東・東京では今春、群馬から2校が出場した一方で、県勢の出場はありませんでした。
関東・東京は同じ枠ですが、秋季大会は東京を除く関東7県勢と東京で分かれて開催されます。センバツ出場校は基本的に、関東から4校と東京から1校を選び、6枠目を関東と東京の比較で選出しています。関東大会は15校が出場するため、2勝してベスト4に進めば、センバツ出場の可能性が高まります。
常総学院の1回戦は27日午前10時半から、前橋市の上毛新聞敷島球場で健大高崎(群馬)と対戦します。今夏の甲子園を経験した選手が6人残り、走攻守バランスの取れた常総学院に対し、今春のセンバツで4強に進出した健大高崎は、機動力を生かしたそつのない野球が持ち味です。
霞ケ浦の1回戦は28日午前10時から、高崎市の高崎城南球場で東海大相模(神奈川)と対戦します。霞ケ浦は右腕の片野凌斗投手(2年)と、左腕の上野拓真投手(1年)の両輪を軸とした守りのチーム。対する東海大相模は、92校が参加した激戦の県大会を制した強豪校です。
今春は冷え込みが続き、県内各地で桜の開花が遅れたことに加え、県勢のセンバツ出場もなく、寂しい春となってしまいました。関東大会は強豪ぞろいですが、センバツ出場には勝ち上がることが不可欠です。両校の奮闘と吉報に期待しましょう。
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<13~19日の主なニュース>
■13日(土)
▽鹿嶋市で民家に押し入って男性から現金11万円を奪ったとして、鹿嶋署が消防士の男(32)を強盗容疑で緊急逮捕
■16日(火)
▽高萩市の国有林が候補地として提示された「指定廃棄物」(放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル超)の最終処分場について、橋本昌知事が県庁を訪れた園田康博副環境相に「地元の事情を酌んで対応してほしい」と要望。園田副環境相は「意向を聞いた上で、一歩一歩進めたい」と応じた
■18日(木)
▽日本原子力発電が東海第2原子力発電所(東海村)に重大な故障や火災が発生した場合、新たに笠間、小美玉、茨城の3市町に情報提供すると回答。原子力安全協定の枠組み枠大については保留