クルム伊達公子が、シングルスで初タイトルを獲得した。
おめでとうございます。
クルム伊達としての初優勝が、
伊達さんの現役時代に相性のよかった
有明コロシアムになるとは……。
何か運命みたいなものでもあるのかなぁ。
つい、そんな事が頭をよぎりました。
でも、
でもですよ、
やっぱり現役選手が、
ちょっと情けなかったな~。
伊達さんが勝てば勝つほど、
現役選手の不甲斐なさが、浮き彫りになっていくのが、
いちテニスジャーナリストとしては、
いつも引っかかるんですよね~。
1万ドル大会は、世界の舞台へ上がるためには、
誰もが通らなければいけない関門。
この厳しいツアー下部の転戦を、1年でも早く抜け出さないと、
メンタル、体力、そして、お金がつきてしまうのです。
「クルム伊達なんかに、負けていられるか」
そんな、ふてぶてしさを持った、意気のいい選手、現れないかな。
まぁ~、口には出さなくていいけど、
コート上では、クルム伊達を吹っ飛ばすくらいのプレーを
見せてくれる選手を個人的には望みたいです。
国内の1万ドル大会でもたついていたら、
欧米のレベルの高い1万ドル大会では、お話になりませんから。
お、つい長くなってしまいました。
最後は、伊達さんへのお祝いメッセージで締めさせていただきます。
伊達さん、おめでとう!