「二つの病院を終えて――薬が一袋になるだけで、こんなにも楽になる」 | 幸せは私の中に そしてあなたの中に。 だけど本当の幸せって何だろう?

幸せは私の中に そしてあなたの中に。 だけど本当の幸せって何だろう?

克服出来ない病は世の中に沢山ある。自分も数々の克服出来ない心の病と身体の病に罹患している。他人の痛み知る努力をし、思い遣りの心で知り応援したい。努力によって人は誰しも大きな失敗でも取り戻せる。努力によって人は誰しも生きる尊厳を取り戻す事ができる。

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

夏祭り 長渕剛

 

 

 

 

 

今日は母の病院を二つ廻ってきました。

 

 

母は現在、三つの病院に通院しています。

 

 

歳を取れば病院へ行く機会が増えるのは仕方のないことなの

 

 

かもしれません。

 

 

母の場合は定期的な診察もありますし、それぞれ診てもらっ

 

 

ていることが違います。

 

 

だから三つの病院に通うこと自体は、仕方がないと思って

 

 

います。

 

 

でも、付き添う側としては、やはり大変です。

 

 

病院まで連れて行く。

 

 

受付をする。

 

 

診察を待つ。

 

 

診察が終われば会計をする。

 

 

そして薬が出れば薬局へ行く。

 

 

一つの病院だけならまだしも、それが二つ、三つとなって

 

 

くると、時間も体力も使います。

 

 

特に今の僕は、自分自身も病院通いをしている身です。

 

 

母の通院だけを考えていればいいわけではありません。

 

 

僕にも自分の病院があります。

 

 

だから、親子二人分の通院を考えると、病院へ行くだけでも

 

 

結構な仕事になります。

 

 

今日は、その三つの病院のうち二つを一日で廻ってきました。

 

 

正直、疲れました。

 

 

でも、今日は一つ良いことがあります。

 

 

今まで二つの病院からそれぞれ薬が出ると、薬局でも二袋に

 

 

なっていました。

 

 

それが、今回から一袋にまとめてもらえることになりま

 

 

した。

 

 

たった一袋。

 

 

そう思う人もいるかもしれません。

 

 

しかし、僕にとっては、この「一袋になる」ということが

 

 

結構大きいのです。

 

 

母の薬は、僕が管理しています。

 

 

薬を受け取って家に帰れば、それで終わりではありません。

 

 

いつ飲む薬なのか。

 

 

朝なのか。

 

 

昼なのか。

 

 

夜なのか。

 

 

食前なのか。

 

 

食後なのか。

 

 

それぞれ確認しながら、家で管理しなければなりません。

 

 

薬が多くなればなるほど、間違えないように気を遣います。

 

 

一つ一つは小さな作業でも、毎日続けば、それなりの負担

 

 

になります。

 

 

だから、二つの病院の薬が一袋にまとまるだけでも、僕に

 

 

とっては大きな助けです。

 

 

今回、処方箋は薬局に預けてきました。

 

 

薬は明日、僕が受け取りに行く予定です。

 

 

明日は薬を受け取るついでに、100円ショップにも寄ろう

 

 

と思っています。

 

 

何を買うのか。

 

 

もちろん、お菓子です。

 

 

そして飴も買おうと思っています。

 

 

僕は夕食をきちんと食べています。

 

 

夜ご飯を食べて、それで一日の食事は終わり。

 

 

それが普通なのでしょう。

 

 

でも、どうしても夜になると口寂しくなることがあります。

 

 

お腹が空いているというより、

 

 

「何かちょっと食べたいな」

 

 

という感じです。

 

 

そんな時に、お菓子があると嬉しい。

 

 

飴を一つ口に入れるだけでも、何となく気分が変わります。

 

 

夜食というほど大げさなものではありません。

 

 

でも、僕にとっては、こういう小さな楽しみも毎日の生活

 

 

の一部なのです。

 

 

病院。

 

 

薬。

 

 

介護。

 

 

家事。

 

 

こういうことばかりが続いていると、どうしても生活が重た

 

 

く感じることがあります。

 

 

だからこそ、お菓子や飴を買うという、ほんの小さな楽しみ

 

 

が嬉しいのです。

 

 

「明日は薬を取りに行ったついでに、何のお菓子を買おう

 

 

かな」

 

 

そんなことを考えるだけでも、少し楽しくなります。

 

 

そして何より、今回の薬の変更で、今後の僕の負担が少し

 

 

減ります。

 

 

今まで二つに分かれていたものが一つになる。

 

 

それだけのことなのですが、介護をする側にとっては、こう

 

 

いう小さな変化が本当にありがたい。

 

 

介護というのは、大きな出来事だけが大変なのではありま

 

 

せん。

 

 

毎日の小さな作業が積み重なっていきます。

 

 

薬の管理。

 

 

病院の予約。

 

 

診察日の確認。

 

 

薬局へ行くこと。

 

 

食事の準備。

 

 

洗濯。

 

 

掃除。

 

 

母の身の回りのこと。

 

 

一つ一つは、それほど大きな仕事ではないかもしれません。

 

 

でも、それが毎日続きます。

 

 

だから、一つでも減れば楽になる。

 

 

一つでも簡単になれば助かる。

 

 

今回の「薬が二袋から一袋になった」ということも、まさに

 

 

その一つです。

 

 

僕は母の薬をきちんと管理していかなければなりません。

 

 

だからこそ、出来るだけ分かりやすくしておきたい。

 

 

薬局の方にまとめてもらえるものはまとめてもらう。

 

 

そして僕は、自宅で間違えないように整理する。

 

 

そうやって少しずつ負担を減らしていく。

 

 

それでいいのだと思います。

 

 

母が三つの病院に通うこと自体は、これからも続くでしょう。

 

 

残りの一つの病院については、どうしても通院日を合わせる

 

 

ことが出来ません。

 

 

それでも、今までより少し楽になった。

 

 

それだけでも十分嬉しいことです。

 

 

今日、二つの病院を廻ってきた僕は、帰宅して少し疲れま

 

 

した。

 

 

でも、「これからは薬が一袋になるんだ」

 

 

と思うと、何となく気持ちが軽くなります。

 

 

介護生活というのは、毎日が同じことの繰り返しに見えて、

 

 

実は少しずつ変化しています。

 

 

母の身体の状態が変わる。

 

 

僕の身体の状態も変わる。

 

 

病院の通い方も変わる。

 

 

薬の管理方法も変わる。

 

 

その時、その時で、生活を少しでも楽にする方法を探してい

 

 

かなければなりません。

 

 

「これくらいは我慢しよう」

 

 

と思ってしまうこともあります。

 

 

でも、我慢ばかりでは長続きしません。

 

 

出来ることなら、少しでも楽にする。

 

 

少しでも効率よくする。

 

 

そして、出来た時間を自分の休息に使う。

 

 

それも大切なことだと思います。

 

 

明日は薬局へ薬を受け取りに行きます。

 

 

そして、その帰りには100円ショップに寄ります。

 

 

お菓子と飴を買おう。

 

 

高いものではありません。

 

 

100円ショップのお菓子です。

 

 

それでも、僕にとってはちょっとした楽しみです。

 

 

家に帰ってから、「今日は何を食べようかな」

 

 

と考える。

 

 

そんな小さな楽しみがあるだけでも、毎日の生活は少し違っ

 

 

て見えます。

 

 

病院へ行く。

 

 

薬を受け取る。

 

 

介護をする。

 

 

家事をする。

 

 

そんな毎日の中にも、小さな楽しみを見つけていきたい。

 

 

そして、今回の薬の一袋化で、僕の負担が少しでも減ること

 

 

を素直に喜びたいと思います。

 

 

「良かった……」

 

 

今日は、本当にそう思いました。

 

 

二つの病院を廻った疲れはあります。

 

 

でも、その疲れの中に、「これからは少し楽になる」

 

 

という安心感があります。

 

 

介護をしていると、こういう小さな「良かった」がとても

 

 

大切なのかもしれません。

 

 

明日は薬を受け取りに行って、そのついでにお菓子と飴を買

 

 

ってこよう。

 

 

そして夜になったら、夕食を食べた後に、買ってきたお菓子

 

 

を少し楽しもう。

 

 

そんな何気ない一日を、これからも大切にしていきたいと思

 

 

います。

 

 

母のためにやらなければならないことは、まだまだたくさん

 

 

あります。

 

 

病院もまだ残っています。

 

 

薬の管理も続きます。

 

 

家事も続きます。

 

 

それでも、少しずつでも負担を減らしていく。

 

 

一つでも楽になったら、

 

 

「良かった」

 

 

と素直に喜ぶ。

 

 

そして、少し余裕が出来たら、自分のためにも使う。

 

 

それでいいのだと思います。

 

 

今日は二つの病院を廻ってきました。

 

 

明日は薬局へ薬を取りに行きます。

 

 

そして、100円ショップでお菓子と飴を買う。

 

 

そんな小さな予定を楽しみにしながら、今夜はゆっくり休み

 

 

たいと思います。

 

 

何より、母の薬が二袋から一袋になった。

 

 

それだけで、僕の明日からの生活が少し楽になる。

 

 

今日はそれだけでも、「本当に良かった」と思える一日で

 

 

した。

 

 

 

 

 

 

 May be the best year of my life.