誇りと正義を胸に仕舞って。 | 幸せは私の中に そしてあなたの中に。

幸せは私の中に そしてあなたの中に。

克服出来ない病は世の中に沢山ある。自分も数々の克服出来ない心の病と身体の病に罹患している。他人の痛み知る努力をし、思い遣りの心で知り応援したい。努力によって人は誰しも大きな失敗でも取り戻せる。努力によって人は誰しも生きる尊厳を取り戻す事ができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

 

HOME MADE 家族 『君がくれたもの』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、色々な昭和の映画やドラマを観ています。

 

 

僕は丁度、バブルの頃に就職した世代ですけど公務員なので

 

 

バブルの恩恵で良い思いをした事は皆無ですけがバブルが弾

 

 

けてバブルの頃に羽振りの良かった奴等がバブルが弾けた後

 

 

に右往左往してて借金で首が回らず自死したりしてても、

 

 

は自分の暮らしに何も不自由をした事は無い。

 

 

バブルが弾けてもボーナスは変わらず貰えたし、春には昇給

 

 

もしたし、昇進もした。

 

 

仕事で楽しかったとか嬉しかったと心から思えた事は1度も

 

 

無かったけど、それでも充実はしてた。

 

 

遣り甲斐は何よりも感じてたし、自分が選び1年の学校生活

 

 

にも耐えた。

 

 

自分の天職だと思ってた。

 

 

自分の為だけに働き自分だけ儲けようとする奴は憐れだと思う。

 

 

自分の為だけに働くんじゃなくて社会とか誰かの為に生きて

 

 

誰かの為に社会の為に死ねるなら、それで良いと思ってた。

 

 

それが報酬として貰っている給料に反映されるから、遣り甲

 

 

斐は常にあったな。

 

 

仕事をすれば世間では、知っている人は殆どいない手当も貰

 

 

えたし。

 

 

幾ら危険な目に遭っても、例え命を落としても、その為に誰

 

 

かが助かり、誰かが生きられるなら良いと思ってた。

 

 

それなら、逝っても褒めて貰えるだろうと・・・。

 

 

実際に刺された事もあるし怪我なんて普通にしてたけど、命

 

 

に関わるとか数週間とか数ヶ月とか働けない様な怪我もした

 

 

事は幸いにも無い。

 

 

自分でも先輩の教えを忠実に守ってたから・・・・。

 

 

刺された時も直ぐに現場に戻った。

 

 

痛かったけど・・・。

 

 

 

 

 

 

 

家族に騙され、実家に戻り、離婚もして病気にもなった。

 

 

実家に戻ってからの僕は何もかも生甲斐を無くし、遣り甲斐

 

 

も無い仕事をを見つければ病が、それを奪っていく事の繰り

 

 

返し。

 

 

実家に戻ってからは毎日不幸になったと心から思いましたよ。

 

 

そもそも実家という場所が僕には超悪い場所だったのでしょ

 

 

うね。

 

 

易を立てたら最高に悪い方角と出るでしょう。

 

 

帰って戻るるべきじゃなかった。

 

 

忙しくてもキチンと調べてから結論を出すべきだった。

 

 

ただ、あの頃は超多忙で一人で3つの現場を持ってたり、多

 

 

忙過ぎた。

 

 

しかし、人生の一番大事な事を家族の言う事を素直に信じた

 

 

自分が馬鹿というよりも愚かでした。

 

 

家族が、少なくても一番可愛い筈の孫を祖父母が、そして親

 

 

が裏切り僕の退職金を利用する為にやるなんて普通の家族な

 

 

ら有り得ない事でしょ?

 

 

祖父母や親が自分を犠牲にして子を守るのが普通でしょ?

 

 

違いますか?

 

 

僕は甘いですか?

 

 

悔しくて悔しくて心から後悔したし、今も後悔している。

 

 

多分、死ぬまで後悔し、棺桶にも「後悔」を持って行く。

 

 

そして、向こうの世界に逝き今度、親父に会えたら殴るし、

 

 

祖父母も殴るだろう。

 

 

罵詈雑言は勿論だ。

 

 

一番近い家族なのに僕の人生を滅茶滅茶にし不幸のどん底に

 

 

落としたのは奴等だ。

 

 

僕の人生最大の過ちは2つあり、1つは実家に戻った事。

 

 

そして、もう1つは前妻と結婚した事。

 

 

この2つは比べようが無い程に大きな過ちだ。

 

 

しかし前妻との結婚は自分で犯した失敗です。

 

 

誰の責任でも無い、自分が犯した人生で2番目に後悔してい

 

 

る事です。

 

 

 

 

 

 

話しは変わるけど、同じ病でも僕のは進行性の難病で今も少

 

 

しずつ身体機能がわれていく。

 

 

そして再発もする。

 

 

再婚する前は「一人で生き、独りで死んでいく」のが自分の

 

 

運命だと思ってた。

 

 

しかし進行性の難病と考えたら身体障碍用施設に入るしかな

 

 

いから独りでは死ねない。

 

 

今は、何とか、それを回避でき、僕の健康以外は何とか生活

 

 

出来てて良かったと思うのが一番なのかもしれない。

 

 

若い頃、「中国残留孤児」という問題が起きた。

 

 

僕が勤めていた部署は、無関係だったけど新聞やTVのニュ

 

 

ースでしか情報は無かったけど、その時に帰国した方の子女

 

 

がハングレとなって他の部署で問題になっていました。

 

 

「中国残留孤児」問題は無関係でしたが、北朝鮮と思われる

 

 

国による誘拐・拉致問題は僕の部署の担当でした。

 

 

僕は、その問題の担当官ではありませんでしたけど。

 

 

想えば幾つも解決出来ず悔しい思いをした事があった。

 

 

場合によっては、全ての証拠が揃っていたのに、ぼっちゃん

 

 

管理官が裁判所から札を貰う事を躊躇い海外に逃亡された事

 

 

もあった。

 

 

僕が務めてた会社では「管理官」という役職以上の方じゃ無

 

 

いと裁判所に札の請求は出来ない。

 

 

しかし、その札の請求は人の人生を左右する事だから簡単に

 

 

決めて取れるものでは無い。

 

 

僕も請求する立場に数年いたけど、確たる自信が無ければ出

 

 

せない。他人の人生、その家族の人生を狂わす事になるし、

 

 

「間違ってました。ごめんなさい」では済まない事だから。

 

 

尊敬する作家の「故 山崎豊子先生」が書いた「大地の子」

 

 

という本と、それを原作にしたNHK制作の同名ドラマを観

 

 

ました。

 

 

そして、「二つの祖国」とか「白い巨塔」「沈まぬ太陽」も

 

 

読んだし映画やドラマも後に観た。

 

 

僕は自分の難病を含めた多くの病気に罹患した事を嘆いてば

 

 

かりいたけど、世の中には僕の事情よりも遥かに辛く、悲し

 

 

い出来事が多くあり、今も苦しんでいる方が多くいる事に「

 

 

山崎豊子先生」の書いた本やドラマや映画を観ると自分の置

 

 

かれた今の境遇が如何に幸せなのか、再び観る事で思いまし

 

 

た。

 

 

 

かなり前に書きましたが僕は毎日1冊の本を読む事が日課で

 

 

した。

 

 

それが鬱病、現在は双極Ⅱ型障碍ですが、それに罹患してか

 

 

ら文字を読むのが嫌になった。

 

 

いや、読みたく無くなった。

 

 

活字が読めない訳じゃ無い。

 

 

鬱病で読みたく無いというふうに変わってしまったのだ。

 

 

多くの本は罹患前に読んだので良いのですが、最近、山崎豊

 

 

子先生原作の映画やドラマを再び観たいと無性に思う様にな

 

 

りました。

 

 

そして、今、自分が置かれている境遇について思い知ったの

 

 

です。

 

 

再び致死性心室細動が起きて、今、死んだとしても僕は幸せ

 

 

だったと思いながら死ねるかもしれない。

 

 

余計な事はせず、救急車も呼ばず逝かせて欲しい。

 

 

そしたら、幸せだと思いながら死ねる。

 

 

致死性心室細動で死ねるなら最高だ。

 

 

大して苦しまずに死ねる。

 

 

一度、経験してるから判る。

 

 

ああいう死に方が一番良い。

 

 

最高の死に方だと思う。

 

 

誰にも迷惑を掛けず、煩わしさも無く逝ける。

 

 

だから、何故、あの最初に発病し発作が起きた時に自分で救

 

 

急車を呼んでしまったのかと悔いている。

 

 

呼んでさえいなければ今頃、僕は現世には居なかった。

 

 

向こうで幸せに暮らせていた・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

日本の未来は心配だし、それ以上に子供や孫の将来が心配で

 

 

す。此所が中華人民共和国日本省になるんじゃないかと。

 

 

でも、僕が幾ら訴えても、書いても何が変わるというのか?

 

 

何も変わりはしない。

 

 

戦わず逃げるという若者が80%じゃ、自衛隊が全滅したら

 

 

漢民族生存の為に日本人の綺麗な臓器が一番だからね。

 

 

その戦わずして逃げるという若者の80%の中から先に、生

 

 

きたまま麻酔もせず臓器を抜き取り移植すれば良い。

 

 

今時のガキは煙草も吸わないから綺麗な肺をしてるし臓器移

 

 

植には最高の身体だろう。

 

 

僕が幾ら嘆いたところで未来を背負う若者が戦わずして逃げ

 

 

る事を選択し、島国日本からグアムとかハワイまで泳いで逃

 

 

げるのかと考えると滑稽で笑える。

 

 

逃げたきゃ泳いで逃げるしか無いんだ日本と言う国は。

 

 

しかし、大東亜戦争で散って行った同じ若者が現代日本の若

 

 

者の考えを知ったら、さぞかし嘆くだろうな・・・。

 

 

「俺達は何の為に死んだのか?」と。

 

 

 

 

 

僕は日々、出来ない事ばかりが増えて行き、自分が情けな

 

 

なと毎日の様に思う。

 

 

一日でも一時間でも一分でも一秒でも良いから早く逝きたい

 

 

と心ら思う。

 

 

何かを成してから死のうなんて考えるのは止めた。

 

 

所詮、この身体で何かを成そうなんて思い上がりも甚だしい

 

 

精々、誰にも騙されず真実の中で死にたいだけだ。

 

 

所詮、虫けらの様な命など、どうでも良い事だ。

 

 

誰も悲しみもしないだろう。

 

 

僕が死んでも悲しむ人より喜ぶ人の方が遥かに多いだろう。

 

 

それが例え家族だろうが血縁があろうが無かろうがだ。

 

 

それに死など怖いとは全く思わない。

 

 

むしろ大歓迎だ。早い程、良い。

 

 

今は悔いは無いけど、出来るなら未練も残したくない。

 

 

誇りと正義を胸にしまって静かに独りで逝きたい。

 

 

だから、僕が最期に世間様というか僕と同じ病に苦しんでい

 

 

る方達の為の研究と、一番、希望しているのは患者の心まで

 

 

診れる医者に育って頂ける為の一助になりたい。

 

 

人生の1/3以上は「後悔」「悔しい」「情けない」としか

 

 

言えない時期でしたが「終わり良ければ総て良し」で終えた

 

 

いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my family.