六然訓。 | 幸せは私の中に そしてあなたの中に。

幸せは私の中に そしてあなたの中に。

克服出来ない病は世の中に沢山ある。自分も数々の克服出来ない心の病と身体の病に罹患している。他人の痛み知る努力をし、思い遣りの心で知り応援したい。努力によって人は誰しも大きな失敗でも取り戻せる。努力によって人は誰しも尊敬を集めることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

 

上田正樹 悲しい色やね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六然訓

 

 

自處超然  じしょちょうぜん
 

處人藹然  しょじんあいぜん
 

有事斬然  ゆうじざんぜん
 

無事澄然  ぶじちょうぜん
 

得意澹然  とくいたんぜん
 

失意泰然  しついたいぜん

 

 

 

 

 

 

 

 

一 自ら処すること、超然


自分自身に関しては、一向にものに囚(とら)われず、恬淡

(てんたん)としている。

人はよく見ているもので、モノに執着している人は人が離れ

ていく。

他人の行状は自分を振り返ってみる格好の物差しである。

 

 

 

 

二 人に接すること、藹然


藹(あい)とは草木が盛んに繁るさまをいうので、處人藹然と

は、人に接するときは、相手の気持ちが和らぎ、穏やかにな

るように心がける。

 

 

 

 

三 有事の時には斬然


いったん事が起きればグズグズしないで、束ねたものをマサ

カリで斬るように、一気呵成(かせい)にやる。

 

 

 

 

四 無事の時には澄然


事がない場合には、静かな湖面のように澄み切っている。

私利私欲がないから心が澄んでいる。

澄んでいるから融通無碍(ゆうずうむげ)に動くことができる

のだ。

 

 

 

 

五 得意の時には澹然


澹というのは水がゆったりと揺れ動くさまをいう。

従って、得意絶頂のときこそ、逆に静かであっさりしている

ことが緊要だ。

そうすると足をすくわれることがない。

 

 

 

上手くいかないことには必ずその原因があり、それは、うま

くいっているとき既にその原因は生まれている。

それは、油断から出る行動の少しのゆるみとか詰めの甘さ、

そのつけがいずれ現れるのだと思います。

 

 

 

 

六 失意の時には泰然


失意の時にはうろたえ、呆然となるのが人間の常だが、だか

らこそ逆に泰然と構え、大所高所から眺めてみる。

するとそれまでは見えていなかったことに気づき、死地を脱

することができる。

そこで意気消沈したらおしまいだ。

 

失意の時こそ誠実にこつこつ、やるべきことを最大限に、今

の自分にできることを最大限に実行していく。

そうすると、結果は後からついてくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

  僕も今の自分を嘆く事だけじゃなく。

 

 

 

 

僕は自分の過去を振り返った時、失意の日々の方が楽しかっ

 

 

た日々や穏やかな日々よりも多かったと、足し引き無しでも

 

 

確実に多かった。

 

 

でも、こういう言葉もある。

 

 

「終わり良ければ総て良し」

 

 

幸いにも僕の人生の黄昏時は家内や家族に恵まれ、病に苦し

 

 

んできたけど、実家に居た頃は、医学生に毛が生えた程度の

 

 

医者が大学病院の助教だと踏ん反り返り、誤診は当たり前、

 

 

見逃し当たり前の医療レベルから、信じられない程の医療レ

 

 

ベルで狭心症の発作でERに搬送されて他の色々な病が見つ

 

 

かり何度、命を救われただろうか?

 

 

仮に、家内と再婚せず実家に居たら、何度も書いているけど

 

 

僕はとっくの昔に命を落とし、最大の親不孝をし、今年で何

 

 

回忌だっただろうか?

 

 

先日の胆嚢摘出手術の病も胆嚢の病としては希少な病だった

 

 

し術前説明とは全く違う手術になってて最初は痛みが半端無

 

 

く、術前説明では腹腔鏡手術の筈で、腹腔鏡手術なら、こん

 

 

なに痛い筈が無いと思い戸惑った。

 

 

主治医で執刀医の先生は術後の説明で長女に15cm切った

 

 

と説明した。

 

 

病室で看護師さんに測って貰ったら20cmだった。

 

 

退院して家で測ったら30cmだった。

 

 

つまり執刀医は話半分で説明したらしい。

 

 

まぁそれでも執刀医の先生と、胆嚢・肝臓・膵臓グループの

 

 

先生方は術前に長女から身内に医大の先生達も名前を聞いた

 

 

だけで固まってしまう様な、やはり胆嚢・肝臓・膵臓の外科

 

 

手術では国内では最高の外科医の先生が居るという僕も知ら

 

 

なかった事実を伝えたものだから、普通の患者さん以上に気

 

 

を使わせ、術後のケアも半端ない位に何度も何度も入れ替わ

 

 

り立ち代わりで先生がやってきて、医大の胆嚢・肝臓・膵臓

 

 

グループ総力で治療してくれました。

 

 

その僕も知らなかった身内の先生に良い報告が出来る様にと

 

 

の事で、術後、ワザワザ身内の先生に報告までしてくれてい

 

 

たみたいでした。

 

 

長女が、その身内の先生の名前を出してくれたお陰で、僕は

 

 

VIP待遇の治療が受けられたのは僕の力では無く、長女や

 

 

その身内の先生のお陰。

 

 

感謝しないといけません。

 

 

医大の胆嚢・肝臓・膵臓グループの先生方に・・・。

 

 

そして、長女にも、その身内の偉い先生にも。

 

 

痛みも医療用麻薬のお陰もあると思いますが殆ど無くなりま

 

 

した。

 

 

でも、やはり、まだお腹に力を入れると痛い。

 

 

だけど、今の医大に転院したお陰で数々の即、生死に関わる

 

 

病を見つけて頂き、何度も助けて頂けた。

 

 

これも家内と再婚し、此所に来たからだ。

 

 

家内を見つけてくれた叔母ちゃんにも感謝だし、何よりも誰

 

 

よりも家内に感謝だな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my family.