※ＢＧＭでも聴きながらお読みください。
EXILE / Bloom
二女が我が家に引っ越してきて半年と少し。
最初の頃は僕に気を使い我慢していたらしいのですが、僕は
昔の職業病で両耳が難聴で音楽を聴く時やＹｏｕＴｕｂｅを
観る時も映画を観る時も少し音量を普通の人より多くしない
と聞こえません。
この家は昭和の家で１階と２階を隔てるのは板１枚のみの様
で僕の部屋の音はダイレクトに１階に響くらしく、最近、気
を使わなくなった事は良い事だとは思っていますが、半年以
上、この家に居て１度も顔を見せない二女は自分で僕に言う
訳では無く家内と通して僕の部屋の音が煩いと言い、その煩
いと言われた音量以下にすると今度は難聴の僕には聞こえな
い音量になります。
何だかんだといえ、所詮、家内と娘達は血縁関係にあり、僕
は垢の他人。
唯一２つの楽しみであった金魚や熱帯魚の世話と観賞と音楽
を聴いたりＹｏＵＴｕｂｅを観たり映画を観たりで、いわゆ
る視覚と聴覚の内、聴覚に関係する方は煩いという事で聴け
なくなりました。
「別にイヤフォンで聴けば良いじゃ無いか？」と思う方が多
数でしょう。
しかし、何故、自分の家の自分の部屋でコソコソと煩わしい
イヤフォンで聴かないといけないのでしょうか？
そんななら聴きません。
余所者の楽しみよりも身内のクレームの方が重要なのは当然
でしょう。
僕は難聴なので判りませんが、僕的にはかなり我慢している
音量でした。
その音量も日々、厳しくなっていて以前はＯＫだった音量が
今ではＮＧで、これから先には今度は歩く音も煩いと言われ
るでしょうね。
スリッパを脱いで摺り足差し足で歩かないといけなくなると
思います。
板１枚のみの家では防音する事は出来ません。
メグは見えないのに我慢していうという、いつもの決め言葉
を言われたら僕は何も言い返せません。
だから、もう聴覚に関係する事は一切出来ません。
どうしても音楽が聴きたければ家でもイヤフォンで聴くしか
無くなりました。
映画もＹｏｕＴｕｂｅも同様です。
もう、此所に僕の居場所はありません。
やはり僕は実家に戻るべきでしょう。
母なら加齢の為に耳のレベルが難聴の僕と同じだし、実家は
１階と２階の間には断熱材を親父が居れたし、此所とは違い
板１枚では、そもそも構造上違うので、余程、高い音量にし
ない限り、文句を言われた事は無い。
それに、この家と同じく２階には２部屋があり、１部屋は今
の家は２部屋共に６畳ですが実家は６畳の部屋と８畳の部屋
があり、以前は、前妻と家庭内別居で８畳の僕の部屋にはエ
アコンを着けていて離婚後は、その部屋を寝室にし、前妻が
居た部屋を書斎にしてましたが、網戸はあるけどエアコンが
無く夏は死ぬ程に暑くなりエアコンの設置工事の予約まで入
れていた時に、それをキャンセルし此所に移住し家内と再婚
しました。
なので実家に戻ったら寝室は寝るだけなので、実家も昭和の
家で瓦屋根で屋根と部屋の間に断熱材は無く瓦屋根は中々夏
は冷えず夜中も暑く、高校生の頃には蚊に刺される事を覚悟
の上、網戸の無い窓を全開にし、真っ裸で寝ていました。
なので、寝室に使っていた方のエアコンはウインド型でした
が、戻ったら両部屋共に普通のエアコンで冷房専用で冬はエ
アコンでは無くファンヒーターじゃないと無理なので一番安
い冷房専用のエアコンを取り付け、寝るだけなので狭い６畳
の部屋を寝室にして、広い8畳の部屋を書斎にします。
両部屋共にＴＶアンテナは来ているので、映画とか観たい時
の為にスカパーと以前は契約していました。
僕の役目は終了し、今は単なる厄介者なので、実家に戻れば
家賃も無いし必要最低限のお金だけ僕が貰い、残りは家内に
慰謝料として支払います。
そして離婚しても再婚しない限り、僕が死ねば家内に遺族年
金が支給されるし、もう結婚はコリゴリなのでしませんから
間違いなく家内に遺族年金が入るし僕が死ねば受け取り名義
が家内になっている保険金が家内に入ります。
実家に戻れば献体も、今度は向こうの大学病院に転院する事
になるので、向こうで再度、向こうの大学病院と手続きをし
ます。
問題は、水槽と魚達を生きたまま、どうやって運ぶかですね。
