河島英五(46才) / 酒と泪と男と女
今日ほど、個人の弱さと役所の意味の無さを知った。
未払い残業を支払うのは当たり前。
そう思っていた。労働基準監督署が業務改善命令を
出せば、普通は従うのが当たり前と思っていた。
だが、あのチョン公一家とその飼い犬達はグルになって
いずれ自分達にも降りかかる問題だとも知らず会社の
味方をして、業務改善命令にも従わないという。
小額訴訟にもっていくしか無いようだけど、こちらには
証拠も証人も居ない。
忠犬が証人になるはずないし、会社辞める訳にもいかない
だろうし・・・。
たかが15~16万円
されど、今のおれの1か月分の手当て以上。
悔しくて悔しくて悔しくて・・・・・・。
役所なんて、特に労働基準監督署関連の役所程
あてにならない・・・業務改善命令に従わなくてもいいと
思いもしなかった。
裁判を起こすのには、今の俺には多額の費用と、精神的苦痛が
待っている。
誰も、助けてくれる人はいない。
孤独な戦い。
戦えない・・・・もう・・・・疲れた。
泣き寝入りするしかないんだろう。
今頃、あのチョン公一家が笑っている顔が目に浮かぶ。
悔しい。
殺してやりたいほど悔しい。
組織の前に個人は弱い。
しかも相手は嘘つきチョン公と忠犬だらけ。
この分じゃ・・・労災も負けるな。
担当が「労働基準監督署」だから。
![$『未来への道程』 Distance to the future.](https://stat.ameba.jp/user_images/20091127/07/hitoshi-comjp/bc/2c/j/o0500033310320748885.jpg?caw=800)