幸せは私の中に そしてあなたの中に。

幸せは私の中に そしてあなたの中に。

克服出来ない病は世の中に沢山ある。自分も数々の克服出来ない心の病と身体の病に罹患している。他人の痛み知る努力をし、思い遣りの心で知り応援したい。努力によって人は誰しも大きな失敗でも取り戻せる。努力によって人は誰しも生きる尊厳を取り戻す事ができる。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。  たましきの都のうちに、棟を並べ、甍を争へる、高き、卑しき、人のすまひは、世々を経て尽きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。あるいは去年焼けて今年作れり。あるいは大家滅びて小家となる。住む人もこれに同じ。所も変はらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二、三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。朝に死に、夕べに生まるるならひ、ただ水のあわにぞ似たりける。知らず、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る。また知らず、仮の宿り、たがためにか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その、あるじとすみかと、無常を争ふさま、いはば朝顔の露に異ならず。あるいは露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。あるいは花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕べを待つことなし。



『方丈記』



 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

 

おくりびと 【AI】

 

 

 

 

 

昨夜、僕がパピヨンの空(くう)を散歩させていたら電話が

 

 

鳴っていました。

 

 

何かと思ったら我が家の分家の家長(75歳)が癌で亡くな

 

 

ったという知らせでした。

 

 

つい先日まで元気で活動していたのに突然の知らせに驚きま

 

 

した。

 

 

彼は母子家庭で育ったのですが、一部上場企業に入社しアメ

 

 

リカ工場にまで派遣され、退職された時は、部長にまでなり

 

 

退職後はゴルフを楽しんでおられました。

 

 

最近では奥様の父親が高齢で亡くなり後始末を奥様としてい

 

 

ると聞いていて、まさか自分が病魔を抱えていたとは知りま

 

 

せんでした。

 

 

しかし、ドクターに言わせると、この癌は発見が難しく見つ

 

 

かった時には、手遅れである事が多いとの事だと聞かされま

 

 

した。

 

 

更に悪い事に、病院で新型コロナが蔓延していて、その方も

 

 

罹患し、それが死期を早めた可能性があります。

 

 

だから死の間際、奥様と娘さんが立ち会った時には幾重にも

 

 

防護服を着せられた状態でした。

 

 

その時間もあり、臨終の時間には、間に合わなかったらしい

 

 

です。

 

 

我が家は本家なので本来ならば一番に駆け付け手伝いやら何

 

 

やらをしないといけないのに僕は動ける状態じゃないし母は

 

 

入院中で一応、火葬の日取りと葬式の日取りは聞きました。

 

 

今日、母との面会日なので相談してきますが、入院中の母に

 

 

知らせて心配させたりショックを与えて良いものなのか思慮

 

 

していますが、これは知らせないといけないと思っています。

 

 

月曜日に火葬、火曜日に葬儀の予定らしいのですが、せめて

 

 

僕が葬儀だけでも出席しないといけないのかな?と思ってい

 

 

ます。

 

 

家は近いので移動に関する問題はありません。

 

 

今回亡くなったのは親父の従弟になるのですが、年齢が親父

 

 

が死んだ時と同じ年齢でした。

 

 

これからの年齢であり、お子様二人は独立しており、奥様が

 

 

独り暮らしになります。

 

 

心から哀悼の意を表したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my life.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

RADWIMPS - 賜物

 

 

 

 

 

長々とご無沙汰しておりました。

 

 

実家で母と暮らしています。

 

 

時折、母との暮らしは息が詰まる様な時がありますが、楽し

 

 

く親子2人の生活を穏やかにして暮らしています。

 

 

その母が高齢というのもありましょうが最近、具合が悪いと

 

 

言い出し僕が無理矢理、行きつけの病院に連れて行ったら、

 

 

そのまま大きな病院に行けと言われ一度、家に帰っても良い

 

 

かと聞いたら「駄目だ真っ直ぐ病院に行きなさい」と言われ

 

 

大きな病院に行ったら心臓に問題があり即日、簡易的な手術

 

 

が行われ、翌日、ペースメーカーを埋め込む手術をしました。

 

 

僕も、身体障碍者で動けない身体ですが、母が退院してきた

 

 

時に荒れた家を見せたくないし飼い犬も2匹います。

 

 

だから動かない身体に鞭を打って何とか頑張っています。

 

 

面会は水曜日、土日曜日の午後3時から5時までの間で10

 

 

分程度で2名までと決められており、僕と弟しか面会には行

 

 

けません。

 

 

今日は土曜日、弟と2名で行きますし明日も行きます。

 

 

母の退院は10月初旬らしく、他の病院なら1週間で退院さ

 

 

せるらしいのですが、今、入院している病院は、丁寧に経過

 

 

観察をする為に長いのだそうです。

 

 

母が入院してからずっとスーパーの弁当と総菜で食べてて朝

 

 

はパン、昼は抜き、夜はスーパーの弁当でしたが、今日から

 

 

は自炊しようと先程、炊飯の準備をしました。

 

 

自分で食事の準備するなんて何十年振りでしょうか?

 

 

現役初期時代以来かもしれません。

 

 

取り敢えず僕は何とか生きています。

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my life.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読みください。

 

 

小泉今日子&中井貴一 - ダンスに間に合う

 

 

 

 

毎週というか最初の「最後から二番目の恋」から、まさか、

 

 

いくらなんでも「続」で終わると思っていたのが「続・続

 

 

最後から二番目の恋」まで放送されるとは思っていませんで

 

 

した。

 

 

しかもドラマの中に出てくる重要な役柄の「長倉真平」役の

 

 

坂口憲二さんが難病「特発性大腿骨頭壊死(えし)症」の為

 

 

に役10年近く芸能界から退き闘病生活になっていたから仮

 

 

にでも続きは二度と無いと思っていました。

 

 

まさか「長倉真平」が死んだという最高に淋しいスタートで

 

 

始まるドラマは観たく無いと思っていました。

 

 

しかし、坂口憲二さんは難病だから治る事は無いにしても,

 

 

完解期に入り芸能界復帰を決めたのだと思います。

 

 

現在はコーヒー業界の中である人に弟子入りをして資格まで

 

 

取って店舗数も増やして芸能界以外でも頑張っておられます

 

 

が、僕は生きた「長倉真平」と、実生活とドラマの脚本と被

 

 

る様にドラマでは脳の腫瘍が消え治り目出度い風になってい

 

 

ます。

 

 

でも、僕もだけど完解期には入っていたとしてもお互いに治

 

 

った訳ではないし一生付き合って行かないといけない病名は

 

 

違えど難病な訳です。

 

 

でも、「続・続 最後から二番目の恋」が放送されたのも坂口

 

 

憲二さんが復帰したのも嬉しかったです。

 

 

さて、ここからが本題なのですが毎回、このドラマには大人

 

 

として(僕は大人というより老人ですが)考えさせられる事

 

 

が沢山あります。

 

 

先日の放送分では「淋しくない大人なんていない。大人は自分

 

 

で選べる人生がドンドン無くなって行く事を判っているから。

 

 

大人からみると子供や若者に無限大の可能性がある様に思うけ

 

 

ど、でもそれは嘘で子供や若者にも状況や不自由が沢山あって、

 

 

大人になれば自分で決められると思っている訳で、でも、大人

 

 

になれば成る程、暮らしや責任やら、諦めやらで選択の幅は

 

 

ドンドン狭くなっていく。変化を求めるのであれ、今を守ろ

 

 

うとするのであれ、大事なのは、それが自分の選択であると

 

 

いう事なんだ。

 

 

どうか、この世界で生きてる人達が人生の選択を自分で行え

 

 

る様に・・・・」

 

 

という部分に深く感銘を受け「自分はどうなんだろう」「自分

 

 

はキチンと選択したのだろうか」とか考えた。

 

 

でもハッキリと言えるのは僕の選択は間違いばかりだったん

 

 

だなという事。

 

 

そうじゃなきゃ、今の僕は、こうなっていない。

 

 

「終わり良ければ総て良し」というけど、後悔とか未練と

 

 

かが僕の心に重くのしかかってくる。

 

 

せめて病人じゃ無く難病に罹患しておらず普通に働けてい

 

 

たら僕の人生は、今よりはマシな人生だったんだろうなと

 

 

思う。

 

 

これからも「続・続 最後から二番目の恋」は続いて行く

 

 

けど、出演者全員がハッピーな終わり方にして欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読みください。

 

 

浜崎あゆみ / mimosa

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my life.