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カテゴリ(家庭連合 批判・告発)

朝の連続テレビ小説を見ていて、戦前の法律がいかに女性蔑視であったかがよくわかる。家庭において妻の立場は法的に無能力者と定められていたよし。

 

虎に翼第三回 

妻たる者は夫の許可なくして自由に行動できず。

財産の利用、負債、訴訟行為、贈与、相続、身体に羈絆を浮くべき契約(例、家庭外で働くこと)

これらは夫の許容範囲でしか行動できない。従って無能力者なのだという。

 

思い出すのは統一原理の次の一文。

『家庭的な四位基台を造成することによって、神と心情において一体となり、神を中心としたアダムの意のままに、お互いに愛と美を完全に授受する善の生活をするようになるとき、これを神の直接主管という』 

第五節 被造世界の創造過程とその成長期間 (二) 被造物の成長期間 (3) 直接主管圏

 

『被造世界は、神の二性性相に似た人間を標本として創造されたので、あらゆる存在は、心と体からなる人間の基本形に似ないものは一つもない』

(一) 無形実体世界と有形実体世界

 

心と体の関係は秘蔵世界すべての存在の基本となる関係だと原理は言っている。

 

『あらゆる存在が性相と形状による二性性相の相対的関係によって存在しているという事実を、我々は知るようになった。

 それでは、性相と形状とは、お互いにいかなる関係をもっているのであろうか。無形の内的な性相が原因となって、それが主体的な立場にあるので、その形状は有形の外的な結果となり、その対象の立場に立つようになる。・・・・・・・・・・・これに対する例として、再び人間を取りあげてみることにしよう。心と体は、各々性相と形状に該当するもので、体は心に似ているというだけではなく、心の命ずるがままに動じ静ずる。』

(一) 神の二性性相

 

二性性相とは性相と形状および陽と陰、その関係は、『内的なものと外的なもの、原因的なものと結果的なもの、主体的なものと対象的なもの、縦的なものと横的なものとの相対的関係をもつ』

 

二性性相の代表例は常に心と体である。その関係はいろいろ言っているが直接表現すれば命令と服従の関係なのである。

 

夫と妻は二世性相の関係である。従ってその関係は命令と服従の関係でなのである。日頃妻が自由に行動していても、それは夫の暗黙の了解の上というのが前提である。よって、ひとたびことある時は無条件で夫に従わねばならない。このあたり、まさしく妻は無能力者という表現にぴったりである。

 

UCが時の政権にぴったり選挙を通じて寄り添おうとしているのは、創造原理と戦前の法律が酷似しているからである。よって保守にすりよっていく。家庭の夫婦の関係は為政者と国民の関係を象徴している。

 

原理は次のように言っている。

『天国は神の本性相と本形状のとおりに、個性を完成した人間一人の容貌に似た世界であるということを、我々は知ることができる。人間において、その心の命令が中枢神経を通じて、その四肢五体に伝達されることにより、その人体が一つの目的を指向して動じ静ずるように、天国においては、神の命令が人類の真の父母を通して、すべての子女たちに伝達されることにより、みな一つの目的に向かって動じ静ずるようになるのである。』