年の始めに地震が起きた。今年一年を象徴するような自然現象に思えた。去年の夏は歴史的異常な暑さだった。今年はさらに暑くなることが予想されている。異常気象は昨年に増していっそうの異常さで迫ってきそうな予感がする。
富士山もいつ爆発するかもわからない。南海トラフ、関東大震災いつ起きるかわからない自然の脅威は枚挙に暇がない。
さらに、自然の脅威に加えて戦争の怖さも身近に感じるようになってきた。他国を敵視し他国の領土に野心を持つ国がある以上、戦争はいつ起こるか、またいつ巻き込まれるかわからない。
さらに、日本の伝統と文化がいよいよ滅びようとしている。日本にあった職人の文化、それは作者が納得いかなければ製品として販売しないという物造りの誇りに支えられていた。中古車販売業者の不正の手口、それに加担した損保会社の不正には驚いたが、その上を行く自動車メーカーの不正にはさらに驚いた。
物造りの誇りは何処に行ったのだろう。
自然の脅威と戦争の恐怖、さらには滅びゆく文化への憂い。今年はどうなるのだろう。
今年は〝災〟の年なのか。おみくじは吉だったけど。