小沢一郎事務所の応接間 | 人差し指のブログ

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本を読んで面白かったところを紹介します

 

 

 

 

「安倍政権で 再び大国を目指す日本」

屋山太郎(ややま たろう 1932~)

株式会社 海竜社 2013年6月発行・より

 

 

 

ある議員が一身上の問題について、事前の了承をとって小沢氏の個人事務所を訪ねた。

 

 

通された応接間は普段、土建業者が陳情に来る部屋だったそうだが、

壁に○○建設1000万円、✕✕組500万円と神社の奉加帳並みのビラが貼ってあったそうだ。

 

 

300万円ほど献金しようと思って参上したある業者はこの奉加帳を見て 「うちの会社なら500じゃないと釣り合わない」 と献金額を引き上げたりする。

 

 

この奉加帳はそう思わせるための仕掛けだった。

 

 

重大問題を相談に来た議員はこの応接間の飾り付けの浅ましさ、品の無さにがっくりし、相談する気にもならず、帰って行った。

 

 

これが”田中角栄式金集め”の極意なのだろう。

 

 

 

 

 

6月6日 光が丘公園(東京・練馬)にて撮影