神様がSEXを教える日本の神話 | 人差し指のブログ

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パソコンが苦手な年金生活者です
本を読んで面白かったところを紹介します

 

 

 

「決定版・人物日本史」

渡部昇一(わたなべ しょういち 1930~2017

株式会社 育鵬社 2016年2月発行・より

 

 

神話には夫婦が契りを結ぶときのやり方まで書いてある。

 

 

今の感覚でそれを読むとやや露骨で卑猥(ひわい)と感ずる方もいると思うが、 昔の人はおおらかで、それを卑猥とみなすような感覚はそれほど強くなかったようである。

 

 

それは私自身、体験的に理解している。

 

 

私は子供の頃、祖母とともに過ごす時間が長かったが、この祖母は山育ちで学校にも行かなかった(まだ学校がない時代だった)し、

本を読む習慣もなかった。

 

 

祖母の身についていたのはすべて伝承された教育だった。

 

 

その祖母のする昔話が、今ではそのまま口に出せないような露骨で卑猥なものだったのである。

 

 

そんな話を子供の私に平気でするのだから、祖母は特に卑猥だとも考えなかったのだろう。

 

 

そういう体験をしているので、おそらく古代の人も卑猥感というものは

今の人とは違ったところがあったのではないかと思うのである。

 

 

それにしても、皇室のご先祖が、しかも国造りをされた神様がセックスの仕方まで教えてくれるのだから日本は実に愉快な国である。

 

 

 

 

畑の生垣に咲いていたツル性の植物です、名前は・・・・調べるのが面倒で・・・5月18日 朝霞市内(埼玉)にて撮影・・・・スイカズラでしょうか?