シナでは、大官・高官になって県知事になって、つまりはできるだけ高い地位について、後世に名を残す。
「名を青史(せいし)に残す」、ということを望みます
そのためには、必ず学問をしなければならず、書がうまくなければならない。
学問において、書において、地位において高かったら名前が残る
そういう国民性というものがある
ところが、徳川家康の場合はそれを捨てて、陰謀・悪謀の限りを尽くして、豊臣家をつぶす。
自分ひとりが悪者になって徳川家の礎になろうとします。
そうしないと、後にいつ豊臣家が力をつけて、徳川家が打倒されるか分からない
いまだに「狸親父」といえば家康のことを指しますが、
自分が犠牲になって、悪名を残すことを覚悟の上で、やったんじゃないか。
これが司馬(遼太郎)さんの推定です
「運を引き寄せる十の心得」
谷沢永一(たにざわ えいいち1929~2011)
KKベストセラーズ2008年1月発行・より
青葉台公園(埼玉・朝霞市)の楓の紅葉 12月4日撮影
![楓の紅葉 青葉台公園](https://stat.ameba.jp/user_images/20151205/05/hitosasiyubidesu/06/63/j/o0567042613502790643.jpg?caw=800)
![青葉台公園の楓ー2](https://stat.ameba.jp/user_images/20151204/15/hitosasiyubidesu/36/09/j/o0567042613502202542.jpg?caw=800)