篠島と伊勢神宮 1泊2日 日間賀島・篠島・知多半島一人旅⑦ | 1泊2日一人旅

1泊2日一人旅

休みは取れても2日。
だから旅はいつも1泊2日。
1泊2日でも日本全国行ってみたい。
そんな1泊2日一人旅の記録です。

先週に四国を旅してきましたが、途中だった1泊2日 日間賀島・篠島・知多半島一人旅に戻ります。

 

 

徒歩とレンタル電動キックボードで日間賀島をほぼ1周してきました。

 

 

 

 

次は日間賀島の高台から見えた篠島に向かいま~す。

 

 

日間賀島西港から12時30分発の篠島行きの高速船に乗船。

 

 

 

 

客席より潮風が心地よいデッキへ。

 

 

 

日間賀島の東港に立ち寄り

 

 

これで日間賀島とはお別れです。

 

 

 

前方には、すぐ篠島が見えてきました。

 

 

 

 

 

12時45分

篠島港に到着です。

 

 

停泊している大きな船は師崎港↔篠島で運航しているカーフェリーです。

 

 

 

篠島港の前には島の駅があり

 

 

 

「おんべ鯛」がお出迎えしてくれました。

 

 

「おんべ鯛」

漢字で書くと御幣鯛。

 

塩漬けした干鯛です。

 

 

その昔、伊勢神宮を創建したといわれる倭姫命(ヤマトヒメノミコト)が篠島に立ち寄り、篠島の海産物をお気に召し、それ以来千年以上に渡り、篠島で獲れた鯛を塩漬けにし、毎年6月、10月、12月に「おんべ鯛」として伊勢神宮に奉納しているという。

 

毎年10月12日には、篠島から「おんべ鯛」を伊勢神宮に奉納する「おんべ鯛奉納祭」が行われているそうです。

 

 

島の駅には「おんべ鯛奉納祭」の様子を描いた絵がありました。

 

 

 

こちら(右)は伊勢神宮への奉納の際に「おんべ鯛」を納めたという唐櫃(からびつ)

 

 

この唐櫃は、20年に一度社殿を造りかえる伊勢神宮の式年遷宮で、伊勢神宮から下賜されたものです。

 

 

唐櫃だけでなく、伊勢神宮の式年遷宮の際に出た古材が篠島に運ばれ、篠島の神明神社の造営に使われているそうです。

 

 

 

 

島の駅の前には「加藤清正 名古屋城築城の石」も展示してありました。

 

 

名古屋城の天守閣と小天守の石垣建築を担当した加藤清正。

 

清正は天守台の石を篠島から切り出して、船で運んだそうです。

 

 

清正が切り出したものの篠島に残されたという石です。

 

 

篠島の石が名古屋城の石垣に使われていたのですね。

 

 

まだ名古屋城に行ったことがない私。

 

これは名古屋城の「清正石」を見に行かないといけませんね。

 

 

 

篠島を旅するきっかけとなったのは、ふぐを食べようだったのですが・・・

 

 

ふぐだけでなく、「おんべ鯛」と伊勢神宮と深いつながりがあり、歴史ある島なんだな~と。

 

 

篠島でも歩いて回ります。

 

 

島の駅から一直線の道の行き止まりにあるのが、神宮干鯛調製所です。

 

 

 

 

伊勢神宮に奉納される「おんべ鯛」をつくるところです。

 

 

 

 

閉まっていて中の様子はわかりませんが、ここで「おんべ鯛」が作られているようです。

 

 

 

 

 

神宮干鯛調製所から堤防沿いを南に向かいます。

 

 


他ではあまり見ないようなミラーが出現。

 

 

背が低くて可愛らしい二つのミラー

 

 

「ふたごミラー」と呼ばれています。

 

 

 

この「ふたごミラー」から坂道をのぼって高台に向かうとあるのが、オーシャンビューなキューブベンチ。

 

 

私と同年代くらいの女子旅二人組が休んでいましたが、私が来ると「どうぞ」って譲ってくれました。

 

ありがとうございます。

 

 

「青い窓の休憩所」というのですが、曇り空でしたね。

 

このお二方とは、この先も3か所でお会いしました。

 

もしかして、宿も一緒だったりしてと思ったのですが、宿は違いました。

 

 

 

高台からビーチへ。

 

 

篠島海水浴場です。

 

 

ビーチから少し中に入ったところに鎮座するのが篠島神明神社。

 

 

 

 

島の駅で学んできた通り、似てますね。

 

 

 

伊勢神宮に。

 

 

20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮。

 

その際に伊勢神宮から下賜された木材で建て替えられた社殿です。

 

 

雰囲気がありますね。

 

前月の1泊2日 伊勢志摩鳥羽一人旅では伊勢神宮にお詣りしなかったのですが、ここで伊勢神宮をお詣りした気になったような。

 

 

 

 

伊勢神宮の式年遷宮で下賜された木材で神明神社が建て替えられると、それまで神明神社にあった社殿が移設されるのが、100mほど南にある八王子社です。

 

 

 

 

やはりこちらも似てますね。

 

 

 

伊勢神宮で20年使われた木材が篠島に渡り、神明神社で20年、そして八王子社で20年、さらに篠島に点在する小さな社で20年使われるそうです。

 

合計で80年

 

 

こういうと怒られちゃうかもしれませんが、素晴らしい伝統のリサイクル?なんですね。

 

 

 

続いて帝井(みかどい)へ。

 

 

南北朝時代、南朝の後醍醐天皇の皇子の義良親王(後村上天皇)が嵐で漂着した際に使用した井戸です。

 

 

 

 

この辺りは高台で、ここから篠島の漁港や日間賀島が見渡せました。

 

 

 

高台から再び篠島海水浴場へ。

 

 

 

ビーチにはブランコも。

 

 

 

日間賀島は観光客が多く賑やかでしたが、静かな篠島。

 

 

恋人の聖地の鐘もあります。

 

 

 

 

この鐘の前にあるのが今回お世話になった宿

 

 

「あなごの宿 三船亭」です。

 

 

 

時刻は14時45分

 

15分前でしたが、フライングチェックイン

 

こんな早い時間にチェックインするのは滅多にないです。

 

 

部屋数6の小さな宿です。

 

 

お部屋は海の見える6畳の角部屋。

 

 

 

 

 

 

 

いきなり畳の上でゴロン

 

 

この日は日間賀島で2時間、篠島でも2時間

 

計4時間、ずっと歩いて回ったので疲れましたわ~

 

ここ数年で一番歩きました。

 

つづく