1泊2日 伊勢志摩鳥羽一人旅
三河田原駅から豊鉄バスに乗って伊良湖岬までやってきました。
バスを降りると目の前は道の駅 伊良湖クリスタルポルト
「クリスタルポルト」は「ガラスの門」と言う意味で、フェリー乗り場にもなっています。
※伊勢湾フェリー 知多丸
ただ今の時刻は7時45分
始発の鳥羽行きの伊勢湾フェリーは8時10分発
ですが、せっかく来た伊良湖岬も散策してみたい。
フェリーは次の9時30分発にして、伊良湖岬遊歩道を一周することに。
※一周およそ1.9kmで30分ほどのコースです。
遊歩道を進んで行くと海の先に陸地が。
三重県鳥羽市方面です。
はっきりと濃く見える島は神島です。
地図だと愛知県の方が近いですが、三重県鳥羽市の神島。
こちらは今年6月に羽田発伊丹行きの飛行機から眺めた伊良湖岬と神島です。
※2023年6月4日
さらに進んで行くとお目当ての伊良湖岬灯台が見えてきました。
思っていたよりも小さいかな。
▼フェリーとともに
▼神島とともに
どんより曇り空なのが残念だな~
この日は私の51回目の誕生日でした。
誕生日の朝をこんな青い空と海、白い灯台で迎えるつもりでいたのにね。
※写真は田原市画像ダウンロードサービス「たはらスタイル」より
灯台の先には砂浜が出現。
約1km続く恋路ヶ浜です。
その昔、高貴な身分の男女が許されぬ恋がゆえに都を追放されこの地に暮らした事から「恋路ヶ浜」と呼ばれるようになったそうです。
向こうの丘の上には大きな建物、海上には穴の開いた岩が見えます。
丘の上の建物は伊良湖オーシャンリゾート
ぽっかり穴の開いた岩は日の出石門、右の岩は沖の石門で初日の出の名所として有名なんだとか。
この日の出石門で「どうする家康」のロケも行われたようです。
遊歩道を最後まで行くと大きな駐車場にたどり着きました。
駐車場の回りにはいろいろありました。
▼日本の100選モニュメント
恋路ヶ浜が「日本の白砂青松100選」「日本の道100選」「日本の音風景100選」「日本の渚100選」と4つの100選に選ばれたことを記念して建てられたモニュメントです。
▼椰子の木とその先に幸せの鐘(恋人の聖地)
▼「柳田國男と椰子の木」と書かれた碑文
明治31年に恋路ヶ浜に滞在した柳田國男が、この地に流れ着いた椰子の実を見つけ、そのことを一緒に来られなかった島崎藤村に話したところ、藤村がその話を想像し叙事詩「椰子の実」を創作。
昭和になって、藤村の詩に曲が付されて歌曲「椰子の実」が完成したそうです。
碑文の近くには椰子の実が転がっていました。
この椰子の実も海から流れ着いたのかな?
以上が、およそ60分の伊良湖岬遊歩道の散策。
天気が良い時にもう一度訪れないと・・・
散策を終えると再び道の駅(フェリー乗り場)へ。
道の駅の入口にはハイビスカスの鉢植えがありました。
花は閉じていたけど。
田原市はハイビスカスの一大産地なんだそう。
鉢植えには見覚えのあるものが・・・
我が家の軒先に植えているハイビスカスと同じだ~
花屋さんに愛知県産というのは聞いたことがあったけど、我が家のハイビスカスは田原市産だったんだ。
私の日常と旅先の田原市がつながって何だか嬉しい。
嬉しくなったところで9時30分発の鳥羽行きの伊勢湾フェリーに乗り込みました。
つづく