1泊4日 小豆島一人旅
喫茶 茶囲夢でモーニングをいただいたあとは小豆島霊場第2番碁石山に向かいました。
四国といえばお遍路さん
四国八十八ヶ所霊場が有名ですが、小豆島にも八十八ヶ所霊場があります。
弘法大師が生まれの地である讃岐と京都を往復する際、小豆島にしばしば立ち寄り、修業を行ったという。
1686年、小豆島の僧侶たちでこの空海の修業の場を整備したのが小豆島八十八ヶ所霊場です。
前日にお参りした西光寺(58番)宝生院(54番)もそのひとつです。
▼西光寺の三重塔
▼宝生院のシンパク
西光寺では三重塔を、宝生院では日本一の大樹シンパクを見ようとお参りしました。
小豆島八十八ヶ所霊場には山谷や自然の地形を利用した「山岳霊場」がいくつかあり、今回の碁石山は「山岳霊場」のひとつ
絶景スポットということでお参りすることに。
「山岳霊場」というだけあって、たどり着くまでが大変です。
写真を撮らなかったのでグーグルマップのストリートビューを貼りつけます。
こんな細い林道を10分くらい登っていかないといけません。
運よく対向車は来ず、無事に小豆島霊場2番の碁石山に到着
入ってすぐ右手には弘法大師像
弘法大師の見つめる先には内海町の街並み
ここからでもいい眺め
神仏習合の名残りで鳥居もあります。
金毘羅宮の鳥居です。
鳥居の先の石段をのぼって行きます。
途中で「☜本堂はこの先です」と「☝行場の浪切さんへ」の分岐点
まずは本堂に向かいました。
本堂に向かう途中にも鳥居
本堂は石段を下ったところにありました。
岩に1/3ほど食い込んでいる本堂
岩に食い込んだ右手、洞窟みたいになっているところに御本尊が安置されていました。
先ほどの分岐に戻って「行場の浪切さん」に向かいます。
こちらが金毘羅さんのようです。
そしてこちらが浪切さん
浪切不動明王です。
浪切不動明王は、浪を切るという名の通り海上安全を司る御仏で小豆島の交通安全祈願の拠り所として信仰を集めています。
断崖ギリギリに立つ浪切さん
ここからの景色が素晴らしい。
朝靄で霞んでいますが、内海湾と内海町の街並みを一望
よ~く見ると、炎を背負われて少々いかめしいお顔をされていますね。
そして浪切さんの向かい側
見上げると祠のようなものが見えます。
あそこが碁石山の山頂かな?
でも、この岩場を登るの?
ヤバいでしょ~
と思いつつも岩に手をかけ足をかけ登っちゃいました。
したことないけど、ロッククライミングをしているような感覚で何とか祠にたどり着きました。
さらに素晴らしい眺めが広がっています。
浪切さんもあんな下に・・・
※赤丸で囲ったところが浪切さん
内海湾をズ~ム
奥に草壁港、左手前にマルキン醤油の工場が確認できます。
足元は断崖絶壁で、転落したら・・・(要注意です)
後ろを振り向くと、まだ上があります。
あそこが山頂のようです。
ここまで来たら山頂まで行きましょう。
標高435m、碁石山の山頂に到着
さらにさらに素晴らしい眺め
赤丸のところが先ほどの祠です。
左手が坂手港です。
圧巻の大パノラマが広がっていた碁石山の山頂
絶景の山岳霊場でした。
下に戻る時はもっと大変(ホントに大変だったので写真はなし)でしたが、山頂まで行って良かったです。
これから登ってみたいと思われる方がいらっしゃいましたら安全第一で、無理をせず気をつけてお登りください。
つづく