１泊２日 徳島～室戸一人旅
室戸岬を目指して徳島空港からレンタカー旅がスタートしました。
車内での旅のお供はいつもＡＭラジオです。
四国ではＡＢＣやＭＢＳなど関西の放送も入りますが、ここはやはり四国放送ＪＲＴにセット。
旅先の車内で聞く現地のＡＭラジオも旅の楽しみのひとつです。
国道１１号の徳島本町の交差点で信号待ちに。
２年前の旅では右折して阿波踊り会館に行って、そのあと徳島ラーメンをいただいたのを思い出しました。
今回は徳島市内を観光している時間はありません。
「中華そば いのたに」の徳島ラーメンをまた食べたかったけどね。
目指すは約１３０ｋｍ南の室戸岬。
次の小松島市も通過して、最初に立ち寄ったのは阿南市の津峯（つのみね）神社です。
有料道路に乗るはずなのですが、ナビのルート案内通りに来たら何か変？
ナビは歩いて登る登山道の方を案内していました。
ナビまかせだとこんなこともよくあります。
１．５ｋｍ戻って、津峯スカイラインの入口へ。
ちょいと年季の入った料金所。
料金は６００円
３ｋｍしかない道路で６００円は高いよね。
でも、行ってみたかったんです。
道中は紅葉も楽しめました。
５分ほどで終点の駐車場に到着。
３ｋｍしかない道で終点が駐車場。
つまり神社を訪れるためだけにあると思われる有料道路。
駐車場には廃墟感が漂う建物も。
結婚式場と書いてあります。
今は営業してなさそう。
津峯神社へ向かう石段はかなり急です。
運動不足の私はリフト乗り場へ。
料金は往復５００円
客は誰もおらず貸し切り状態。
一人旅をしていると、誰もいないと嬉しくなります。
けっこうなスリルとアドベンチャー感も。
５分ほどで山頂の津峯神社駅に到着。
リフトに乗って神社にお詣りは初めてかな。
津峰山の山頂に鎮座するのが津峯神社です。
御祭神は賀志波比売命（かしはひめのみこと）
1日に1人の生命を助けてくださる神さまで、開運延命・病気平瘉・海上安全のご利益があるそうです。
▼恵比須大神と大國主大神を祀る末社
傘みくじがありました。
天気予報も良く、飛行機からの景色も最高だったのですが、徳島空港に着いてから急に雲が広がったんだよね。
この先、大丈夫かな？
少し不安になってきたので、傘みくじをひいてみました。
大吉
快晴でした。
旅行運
元気で楽しい旅になる。
よしよし
良かったけど、おみくじのために有料道路とリフトに乗ってここまで来たんじゃないんです。
いちばんのお目当ては、境内からのこの眺め。
標高２８４ｍから眺める橘湾。
高いところから眺める海の景色が大好きなんです。
『阿波の松島』称される橘湾。
向こうに突き出た岬は四国最東端の蒲生田岬。
四国の最北端（武居観音岬）、最南端（足摺岬）、最西端（佐田岬）は行ったことがあるのですが、今回も最東端の蒲生田岬には行けなかったです。
蒲生田岬の先は紀伊水道で、うっすらと和歌山県も見えます。
上りは海に背を向けて上っていたリフトでしたが、下りのリフトの眺めが最高でした。
リフトに乗った途端に日も出てきました。
けっこう急。
左手には小島がいくつか見えます。
右手には境内から眺めたのと同じ景色。
下りのリフト、楽しかったな。
もう１回乗りたかったくらい。
駐車場に戻ると「岩窟への案内」という看板がありました。
津峯山の山腹にはたくさんの岩窟が確認されて、５つの岩窟を巡る遊歩道が整備されています。
時間がなかったので、神明の窟だけ見てきました。
奥行きのある大きな穴。
ここの標高は１８０ｍですが、かつては海だったようです。
最後に津峯スカイラインのパーキングへ。
先ほどの山頂とリフトが見えます。
山頂と比べ高さはなくなりますが、ここからの眺めもなかなかでした。
３ｋｍの有料道路に６００円
リフトに５００円の計１１００円かかりましたが、眺めが素晴らしく訪れて良かったです。
つづく