1泊2日 山梨・長野一人旅 初日(11月7日)
初日は小淵沢駅でいったんレンタカーを返却しました。
2日目もレンタカーは利用しますよ。
今回の旅では、初めて初日と2日目で2回に分けてレンタカーを借りました。
面倒くさい?
なぜ面倒なことをしたかというと、小淵沢駅から列車に乗るため。
駅前の蕎麦屋で夕食すませて戻るとすっかり日も暮れていました。
小淵沢駅から乗車するのは、今回の旅に出るきっかけとなった小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」です。
普通鉄道としては日本一標高の高い地点を走る小海線。
小海線の特徴である標高の高さを表す「HIGH」と、線路の「RAIL」、そして野辺山駅から清里駅にかかるJR線標高最高地「1375」を組み合わせて名付けられた観光列車「HIGH RAIL 1375」
「HIGH RAIL 1375」には小淵沢10時42分発の1号、16時56分発の2号、18時17分発の星空号があります。
乗車するのは18時17分発の「星空号」
キャッチコピーは「星空が近づく 感動が広がる 天空にいちばん近い列車」
これまでの私の旅といったら、夜は酒飲んで飯食ったら、すぐ寝ちゃう(牛になるぞ)
夜を楽しむことがなかったんです。
この列車に乗れば、夜も楽しめそうだね~と乗ってみました。
運賃は小淵沢⇒小諸の乗車券1520円と指定席券840円の計2360円
向かいの4番線には普通の小海線も停車していました。
「HIGH RAIL 1375 星空号」は2両編成。
発車10分前に扉が開いて一番乗りで車内へ。
まずは1号車から。
1号車はシングルシート、ペアシート、BOX席の組み合わせ。
▼シングルシート
進行方向に向かって斜めに配置されているシングルシート。
隣との間隔も広く、ゆったりとくつろげるシートが7席並んでいます。
▼ペアシート
2人掛けのペアシートですが、背もたれがリクライニングしないので窮屈そうな印象。
▼BOXシート
机の上の小さい仕切りって意味あるのかな?
2号車はリクライニングシートです。
お一人様席も2席ありました。
私が座席指定した席はこちら。
1号車のシングルシートです。
一人旅にはピッタリ~
このシートも「HIGH RAIL 1375 星空号」に乗ってみたいと思った理由のひとつです。
7席あるのですが、全部埋まっていました。
逆にペアシートの方は人気がないのかな?
2人だけでした。
売店は1号車にあります。
飲料やお菓子類、グッズが販売されています。
▼ウェルカムボードとスタンプ台
↑違う所にスタンプ押しちゃった。
長野県のマスコット「アルクマ」もいましたよ。
2号車にはプラネタリウムまでありました。
「HIGH RAIL 1375 星空号」は小淵沢を出ると清里に停車。
次の野辺山の手前で野辺山宇宙電波観測所のパンフレットが配布されました。
そして、星空案内人のおじさんが登場。
昨日は雲で星は見えなかったそうです。
今日はどうでしょう。
18時53分、野辺山駅に到着。
野辺山駅では49分の停車時間があります。
この停車時間を利用して、駅から1~2分歩いた所で星空案内人による星空観察会が行われます。
スマホですが、星空が撮れました。
でも、かなり冷えますね。
星空観賞を終えると再び列車に乗り込み19時42分に野辺山を出ました。
20時50分に北陸新幹線停車駅の佐久平駅着。
ここでほとんどの乗客が降りていきました。
この日は日曜日。
私はこのあと1泊しますが、新幹線で帰られる方が多いのでしょう。
佐久平では駅員さんのど派手なお見送りもありました。
21時02分、終点小諸に到着。
ゆったりシングルシートにプラネタリウム、野辺山駅での星空観賞と楽しい3時間弱の「HIGH RAIL 1375 星空号」の旅。
いつもの旅だともう寝てる時間なので、夜もしっかり楽しめて良かったです。
つづく