1泊2日 沖縄一人旅
美々ビーチいとまんから具志川城跡と喜屋武岬へ向かいました。
初日は南部を回る今回の旅。
ふと思ったんです。
「沖縄本島最南端ってどこだろう?」
沖縄本島最北端の辺戸岬は有名ですが、沖縄本島最南端は聞いたことがない。
私、「端」が好きなんです。
調べてみると・・・
沖縄本島最南端の地は「荒崎岬」のようです。
しか~し、この荒崎岬は車で簡単に近づけないことが判明。
マップを見ても道がなさそうです。
時間のある旅なら考えますが、1泊2日の旅です。
諦めて、次に南端に位置する喜屋武(きゃん)岬に行くことにしました。
喜屋武岬に行く途中に沖縄本島最南端のグスクである具志川城跡があるので、まずはそちらに向かいます。
国道から県道へ。
そして県道から中に入ると、こんなのどかな道。
のどかな道を走っていくと具志川城跡の入り口に到着。
入口に4、5台の駐車スペースがあります。
レンタカーは私だけで、他は全て地元の方の車でした。
進んで行くと「ハブに注意」の看板。
北海道などでよく目にするクマ注意の看板も怖いけど、ハブも怖いな~
クマにはクマ鈴ですが、ハブにはどう注意したらいいのでしょう。
しばらくすると大きな石垣が見えてきました。
石垣の先には青い海。
石垣を間近で見るとこんな感じ。
珊瑚性の石灰岩で積み上げられたそうです。
城壁の曲線が美しいですね。
久米島の具志川城の按司が久米島を追われてこの地に逃げ延び、故郷と同じ名の具志川城を築いたという。
この柵に囲まれたところが「ヒーフチミー」(火ふき穴)とよばれている穴。
海に通じていて荷物の上げ下ろしや有事の時の避難に使われていたそうです。
(草が生い茂っていてよく見えなかったけど)
石垣も美しかったけど、海もキレイ~
本丸跡に通じる階段を下りて行くとこの眺め。
階段を下りたところが本丸跡です。
キレイな海~
海岸まで下りている人がいます。
ここでの滞在時間を20分で予定していたので時間がな~い。
戻ります。
時間があれば行ってみたかったですね。
海側から石垣を見上げてもいい感じ。
石垣も海も美しい具志川城跡でした。
続いて喜屋武(きゃん)岬へ。
喜屋武岬に向かう道ものどかな農道。
すれ違い困難な道が続きましたが、こちらの駐車場は広々~
バス停もあります。
バス停をよく見ると・・・
いとちゃんmini
乗り降りしたい場所や出発時間を自由に選べるバスのようです。
これならレンタカーなしでも観光できそうですね。
駐車場から海の方へ目を移すと平和の塔。
沖縄戦でアメリカ軍に追い込まれた日本軍や一般住民らが、この先の断崖絶壁から飛び降り自決したという。
最後には、この地から飛び降りる事しか出来なかったそうです。
説明板を見ると、海抜32.9m
30mもの断崖から飛び降り自決した人々の事を思うと胸が痛みます。
その悲しい歴史の喜屋武岬ですが、素晴らしい絶景の海が広がっていました。
一番奥に尖って突き出ているところが沖縄本島最南端の荒崎岬です。
青い美しい海・・・
この喜屋武岬を境に太平洋と東シナ海に分れています。
左手(東側)が太平洋で右手(西側)が東シナ海。
灯台もあります。
▲喜屋武埼灯台
先ほどまで白いビーチ(砂浜)で海を見てきましたが、具志川城跡と喜屋武岬のように断崖から眺める海もいいですね。
つづく