参考資料3124 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

セザールとイスラエル その7
「自分の未来を知らない者がどうして自分の未来を変えられようか。今も未来も自分が奴隷であることにすら気づかない者が、どうして奴隷から解放されようか。永遠の命を信じない者がどうして永遠の命を得られようか。神の国を信じない者がどうして神の国へ入れようか。
 自分の魂を自分で買い戻すのである。それが贖いである。
 元史、前史で死んでいった者、死にゆく運命の者が天使に贖われて死なずにすみ、永遠の命を得られることが「死者が復活する」ということではないか。
 今の地球人で本当に自分の未来がわかり、自分の意志で運命を変えられる人間がどれだけいるというのだろうか。
 ほとんどの人間はただ、流されて、予定通りの破局への道を再現しているにすぎない。
 あなたがUFOの宇宙人やハイアーセルフと連絡を取り合っていて、万一の時には迎えに来てくれるという密約を結んでいるというのならともかく、そうでないのなら、そのしるしを持っている人と契約しなければならない。誰が味方で、誰が敵なのかを見極めて、助けようとしてくれている人の指示を守らなければならない。
 なぜ、天使が必要以上に干渉してこないのか。なぜ、無理をしてまで教えてくれないのか。なぜ、予言をあんなに難しく書いたのか。なぜ悪魔のなすがままにしておくのか。これらにはすべてその必然的な理由がある。
 それは選別の必要があったのと、人々の自主性を尊重しての配慮からである。自分から天使のもとへと集まってきた人しか天使は連れていかない。そういう人でなければ、とても天使の惑星では一緒に暮らしていけないのである。
 天使の惑星に行って、その日からいきなり彼らと一緒に働いてくれ、というのではない。そんなことはとても無理である。連れていかれた人はまったくの初心者、新入社員である。すべてを一から教えてもらわなければならない。
 ただ、天使は、自ら天使の惑星に行きたいと願い、いずれ彼らの社会に溶け込める可能性のある人間しか受け入れない。彼らにとって役に立つ者しか連れていかない。
 天使にとっては簡単で当たり前のことが、現地球人にはなんて理解しがたく、難しいことなのだろうか。それほど、天使の常識と地球人の常識はかけ離れている。
 天使の常識をわきまえ、天使と波動を合わせなければ天使のメッセージは受けられない。
 天使に波動を合わせれば、当然、地球人とは波動が合わなくなる。波動の合わない社会で生活しなければならないことは、やがて耐えがたくなるだろう。ここに信者の忍耐がある。
 だが、その忍耐もあと僅かである。長年の努力が報われて魂が解放される時も間近である。あなたはもう審判を恐れる必要はない。むしろ喜び、待ち望むべきである。神は正しい裁きをなされるのだから。
 天使が最期の召令(しょうれい)を送信した時に、何人の人が来るのかは、その時にならないと天使にさえわからない。そして、天使は一人でも多くの人が来てほしいと願っている。
 一人でも多くの仲間を迎え入れて天使の事業に協力してほしいと願っている。まだまだ天使の数は少ない。天使の数を少しずつ増やしていって、いつか地球を悪魔の手から取り返して、地上天国を実現したいと思っている。
 これを理解してくれなかった肉親や、配偶者、兄弟や仲間と別れるのは辛いかもしれないが、地上に残るという人々を無理やり連れていくわけにはいかない。
 でも、そういう人達を救うためにも、あなたは行かなければならない。あなたが行って、もっと歴史を変えて、そういう人達に神の計画を理解させれば、彼らも救えるのである。
 あなたは光の戦士になりますか。それとも闇の奴隷のままでいますか。

“霊”と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。
 この書物の預言の言葉を聞くすべての者に、わたしは証しする。これに付け加える者があれば、神はこの書物に書いてある災いをその者に加えられる。また、この預言の書の言葉から何か取り去る者があれば、神は、この書物に書いてある命の木と聖なる都から、その者が受ける分を取り除かれる。
 以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。
 主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。(ヨハネの黙示録 二二の17~21)

「セザール・ノストラダムスの超時空最終預言(下)」浅利幸彦著より

感想
>元史、前史で死んでいった者、死にゆく運命の者が天使に贖われて死なずにすみ、永遠の命を得られることが「死者が復活する」ということではないか。

いや、「死者の復活」は実際に起こると考えている。もちろん、「イエスの再臨」が起こった後の事である。それはノストラダムスの詩にもある。

詩百篇第10巻74番
An reuolu du grand nombre septiesme
Apparoistra au temps Ieux d'Hacatombe,
Non esloigné du grand eage milliesme,
Que les entres sortiront de leur tombe.(ノストラダムスの大事典の原文)

Au reuolu du grand nombre septiesme,
Apparoistra au temps ieux d'Hecatombe:
Non esloigne' du grand aage milliesme,
Que les entrez sortiront de leur tombe.(ノストラダムスサロンの原文)

Au revolu du grand nombre septiesme,
Apparoistra au temps ieux d'Hecatombe,
Non esloingne du grand age milliesme,
Que les entrez sortiront de leur tombe.(ロバーツ本の原文)

七番目の大きな数が巡り終わると、
ヘカトンベの競技の時期に生じるだろう、
千年紀の大きな年代から遠からずして、
被葬者たちが墓から出てくるだろうことが。
引用元:https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/328.html

重要な第七の数字の年が完結し
それは虐殺の試合の時に現われるだろう
大いなる至福千年の時代から遠からず
死者はみずからの墓から蘇るだろう
(山根和郎 訳)
引用元:https://www.ne.jp/asahi/mm/asakura/nostra/proph_text/Centurie_10.htm

大きな数の七がすぎて
そのとき大殺りくがあらわれる
それは千年期からそれほどはなれていないときに
埋葬された人が墓からでてくるだろう
(大乗和子氏 訳)

2行目だけ自分で訳してみよう。

「Apparoistra au temps Ieux d'Hacatombe」

「Apparoistra」は「Apparoistre」の三人称単数の未来形。これは古語辞典の最初に「Apparaître」とあるので、「1 現れる,見える,姿を見せる,2 出現する,生じる,発生する,3 明らかになる,わかる,4 [属詞を伴って][・・・に]思われる,感じられる」である。
「au temps」は「à le temps」の短縮形で「le」(英語で言う所の「the」),「temps」(英語で言う所の「time」),「à」(英語で言う所の「to,at」)。よって、「その時に」と訳す。
「Ieux」は、ノストラダムスは「i」と「j」をよく入れ換えるので、「Jeux」で訳す。(他の人も同様。)「jeux」は「jeu」の複数形。
「jeu」(1 遊び,遊戯,ゲーム,気晴らし,2 競技,試合,ゲーム,[集合的]競技の規則,3 競技場,4 [トランプの]ゲーム,手,手札,5 賭け事,ばくち,賭け金,6 演技,演奏,[手足など体の]動き,[古][中世の]詩劇,7 [精神・想像力・自然などの]働き,戯れ,駆け引き,8 [機械・機構などの]働き,作用,[部品間の]遊び,ゆとり,ゆるみ,9 遊具,[道具などの]一式,ひとそろい,[複数で][劇場の]照明調光操作卓)
「d'Hacatombe」は「de Hacatombe」の短縮形。「hécatombe」(1 大殺戮,大量屠殺,2 大量の落第[生],不合格生),ただし、ノストラダムスの大事典に「古代ギリシャの儀式で捧げられた雄牛100頭の生贄、あるいはその儀式を指した言葉」ともある。

「Apparoistra au temps Ieux d'Hacatombe」
その時に大量屠殺劇が発生するだろう

ノストラダムスの大事典の訳と合体させると、

七番目の大きな数が巡り終わると、
その時に大量屠殺劇が発生するだろう
千年紀の大きな年代から遠からずして、
被葬者たちが墓から出てくるだろうことが。

大きな七番目の数とは、1巻48番の詩の7000年の事だろう。

1巻48番の詩
月の君臨の20年が過ぎ去った
七千年、別の者がその王政を保つだろう
太陽がうんざりさせられる日々を受け入れる(理解する)だろう時
その時(彼は)私の予言を実現させ終わらせる。
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12781914265.html

補足
「さらにキリスト教神学ではごく初期の時代から”人類の歴史”を2000年単位で区切って次のように考えてきました。
①アダム→アブラハム(2000年)
②アブラハム→イエス(2000年)
③イエスの死→イエス再臨(2000年)現在
 以上の合計6000年を「人の時代」と呼び、その後に「神と人」とによる”千年王国”が続いて、この総計7000年を現人類の時代としています(ここでも”6+1”のパターンが出てきました。”主星”もちょうど一週間になっています。)」
「ヤハウエの巨大潮流預言」柴藤甲子男著より

ところで、「その時に大量屠殺劇が発生するだろう」は「最期の審判」と解釈している。

「1 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
2 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。しかし残りの民は町から断たれることはない。
3 その時、主は出てきて、いくさの日にみずから戦われる時のように、それらの国びとと戦われる。
                       (中略)
12 エルサレムを攻撃したもろもろの民を、主は災をもって撃たれる。すなわち彼らはなお足で立っているうちに、その肉は腐れ、目はその穴の中で腐れ、舌はその口の中で腐れる。」
「ゼカリヤ書」第14章1節~3節,12節(口語訳)

「14 それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、あなたは立ちあがり、
15 北の果のあなたの所から来る。多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。
16 あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、あなたをとおして、わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、彼らにわたしを知らせる。
17 主なる神はこう言われる、わたしが昔、わがしもべイスラエルの預言者たちによって語ったのは、あなたのことではないか。すなわち彼らは、そのころ年久しく預言して、わたしはあなたを送って、彼らを攻めさせると言ったではないか。
18 しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。
                        (中略)
22 わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。
23 そしてわたしはわたしの大いなることと、わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。そして彼らはわたしが主であることを悟る。」
「エゼキエル書」第38章14節~18節,22節~23節(口語訳)

念のため、決してロシアだけの話ではないだろう。

「1 またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。
2 彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、
3 そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
4 また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。
5 (それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。
6 この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する。
7 千年の期間が終ると、サタンはその獄から解放される。
8 そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。」
「ヨハネの黙示録」20章1節~8節(口語訳) 

個人的には、選民は死者の復活によって選ばれると考えている。その理由は、

「13 人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない。」
「ヨハネによる福音書」第15章13節(口語訳)

とある事と、

「7 万軍の主は言われる、「つるぎよ、立ち上がってわが牧者を攻めよ。わたしの次に立つ人を攻めよ。牧者を撃て、その羊は散る。わたしは手をかえして、小さい者どもを攻める。
8 主は言われる、全地の人の三分の二は断たれて死に、三分の一は生き残る。
9 わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。」
「ゼカリヤ書」第13章7節~9節(口語訳)

この理由は、仲間のために死ねるような人物を選別するためだと思われるからである。

補足:2024/02/25 14:30
「1 主の言葉がわたしに臨んだ、
2 「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、
3 言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。」
「エゼキエル書」第38章1節~3節

今まで何度も解説したが、「マゴグの地のゴグ」はロシアかトルコの可能性が高い。個人的には、前者だと解釈しているが。

「とくに北の果ての「メシェクとトバル」が「モスクワとトボルスク(=現ソ連中央部の軍事拠点)」の古語だったということは、古代ユダヤ予言の不気味な正確さのモデルみたいなもので、私たちをゾッとさせるのに充分だ。」
「ユダヤ深層予言」五島勉著(1989年)より

「ただ、一般の聖書事典や注解では「メシェク」や「トバル」は小アジア、現在のトルコにあった地名だと解説されていることが多い。もちろん、トルコもイスラエルの北の国である。実のところ、これらの国々は、ロシアなのだろうか、トルコなのだろうか。」
引用元:http://cavazion.seesaa.net/article/464936410.html?seesaa_related=category

おまけ