参考資料2353 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

詩篇 その119
「1 わが民よ、わが教を聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。
2 わたしは口を開いて、たとえを語り、いにしえからの、なぞを語ろう。
3 これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちがわれらに語り伝えたことである。
4 われらはこれを子孫に隠さず、主の光栄あるみわざと、その力と、主のなされたくすしきみわざとをきたるべき代に告げるであろう。
5 主はあかしをヤコブのうちにたて、おきてをイスラエルのうちに定めて、その子孫に教うべきことをわれらの先祖たちに命じられた。
6 これは次の代に生れる子孫がこれを知り、みずから起って、そのまた子孫にこれを伝え、
7 彼らをして神に望みをおき、神のみわざを忘れず、その戒めを守らせるためである。
8 またその先祖たちのようにかたくなで、そむく者のやからとなり、その心が定まりなく、その魂が神に忠実でないやからとならないためである。
9 エフライムの人々は武装し、弓を携えたが、戦いの日に引き返した。
10 彼らは神の契約を守らず、そのおきてにしたがって歩むことを拒み、
11 神がなされた事と、彼らに示されたくすしきみわざとを忘れた。」
旧約聖書「詩篇」第78篇1節~11節

感想
>1 わが民よ、わが教を聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。
2 わたしは口を開いて、たとえを語り、いにしえからの、なぞを語ろう。
3 これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちがわれらに語り伝えたことである。

「78:01【マスキール。アサフの詩。】わたしの民よ、わたしの教えを聞き
わたしの口の言葉に耳を傾けよ。
78:02わたしは口を開いて箴言を
いにしえからの言い伝えを告げよう
78:03わたしたちが聞いて悟ったこと
先祖がわたしたちに語り伝えたことを。」(新共同訳)

これはいい事なのだろうか。因みに、イエスは次のような事を述べている。

「1 ときに、パリサイ人と律法学者たちとが、エルサレムからイエスのもとにきて言った、
2 「あなたの弟子たちは、なぜ昔の人々の言伝えを破るのですか。彼らは食事の時に手を洗っていません」。
3 イエスは答えて言われた、「なぜ、あなたがたも自分たちの言伝えによって、神のいましめを破っているのか。
4 神は言われた、『父と母とを敬え』、また『父または母をののしる者は、必ず死に定められる』と。
5 それだのに、あなたがたは『だれでも父または母にむかって、あなたにさしあげるはずのこのものは供え物です、と言えば、
6 父または母を敬わなくてもよろしい』と言っている。こうしてあなたがたは自分たちの言伝えによって、神の言を無にしている。
7 偽善者たちよ、イザヤがあなたがたについて、こういう適切な預言をしている、
8 『この民は、口さきではわたしを敬うが、その心はわたしから遠く離れている。
9 人間のいましめを教として教え、無意味にわたしを拝んでいる』」。」
「マタイによる福音書」第15章1節~9節

念のため、「自分たちの言い伝え」とは旧約聖書の律法の事である。イエスは旧約聖書では食べてはいけないものも全て食べて良いとしたりしている。(他にも色々更新している。)
つまり、形骸化した教えより神の子である自分の言葉を優先せよという事だろう。
一応、8節~9節の原文を挙げておこう。

「29:13 主は言われた、「この民は口をもってわたしに近づき、くちびるをもってわたしを敬うけれども、その心はわたしから遠く離れ、彼らのわたしをかしこみ恐れるのは、そらで覚えた人の戒めによるのである。
29:14 それゆえ、見よ、わたしはこの民に、再び驚くべきわざを行う、それは不思議な驚くべきわざである。彼らのうちの賢い人の知恵は滅び、さとい人の知識は隠される」。」
「イザヤ書」第29章13節~14節(口語訳)

「ISA29:13主は言われた。「この民は、口でわたしに近づき/唇でわたしを敬うが/心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを畏れ敬うとしても/それは人間の戒めを覚え込んだからだ。
ISA29:14それゆえ、見よ、わたしは再び/驚くべき業を重ねて、この民を驚かす。賢者の知恵は滅び/聡明な者の分別は隠される。」」
「イザヤ書」第29章13節~14節(新共同訳)

「真理の御霊」(契約の使者)が現われても、偽善者ばかりの世の中ではこんなものだろう。そこで、奇跡を起こすらしい。

>8 またその先祖たちのようにかたくなで、そむく者のやからとなり、その心が定まりなく、その魂が神に忠実でないやからとならないためである。

「78:08先祖のように
頑な反抗の世代とならないように
心が確かに定まらない世代
神に不忠実な霊の世代とならないように。」(新共同訳)

関係ないけど、こちらの方を連想した。https://yumeijinhensachi.com/archives/2215

「3 そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。
4 彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。
5 もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。
6 預言をしている期間、彼らは、天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。さらにまた、水を血に変え、何度でも思うままに、あらゆる災害で地を打つ力を持っている。
7 そして、彼らがそのあかしを終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す。
8 彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる。彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。
9 いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめるが、その死体を墓に納めることは許さない。
10 地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。
11 三日半の後、いのちの息が、神から出て彼らの中にはいり、そして、彼らが立ち上がったので、それを見た人々は非常な恐怖に襲われた。
12 その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。」
「ヨハネの黙示録」第11章3節~12節

おまけ