参考資料2240 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

詩篇 その38
「12 主を恐れる人はだれか。主はその選ぶべき道をその人に教えられる。
13 彼はみずからさいわいに住まい、そのすえは地を継ぐであろう。
14 主の親しみは主をおそれる者のためにあり、主はその契約を彼らに知らせられる。
15 わたしの目は常に主に向かっている。主はわたしの足を網から取り出されるからである。
16 わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。わたしはひとりわびしく苦しんでいるのです。
17 わたしの心の悩みをゆるめ、わたしを苦しみから引き出してください。
18 わたしの苦しみ悩みをかえりみ、わたしのすべての罪をおゆるしください。
19 わたしの敵がいかに多く、かつ激しい憎しみをもってわたしを憎んでいるかをごらんください。
20 わたしの魂を守り、わたしをお助けください。わたしをはずかしめないでください。わたしはあなたに寄り頼んでいます。
21 どうか、誠実と潔白とが、わたしを守ってくれるように。わたしはあなたを待ち望んでいます。
22 神よ、イスラエルをあがない、すべての悩みから救いだしてください。」
旧約聖書「詩篇」第25篇12節~22節

感想
>12 主を恐れる人はだれか。主はその選ぶべき道をその人に教えられる。
13 彼はみずからさいわいに住まい、そのすえは地を継ぐであろう。

「25:12主を畏れる人は誰か。主はその人に選ぶべき道を示されるであろう。
25:13その人は恵みに満たされて宿り
子孫は地を継ぐであろう。」(新共同訳)

歴史上の人物のダビデ自身の事だろうか。そうだとしても、ダブルミーニング(シンクロニシティー)で、「終わりの時」の「真理の御霊」(契約の使者)の事とも考えられる。

「4 その夜、主の言葉がナタンに臨んで言った、
5 「行って、わたしのしもべダビデに言いなさい、
                           (中略)
12 あなたが日が満ちて、先祖たちと共に眠る時、わたしはあなたの身から出る子を、あなたのあとに立てて、その王国を堅くするであろう。
13 彼はわたしの名のために家を建てる。わたしは長くその国の位を堅くしよう。
14 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となるであろう。もし彼が罪を犯すならば、わたしは人のつえと人の子のむちをもって彼を懲らす。
15 しかしわたしはわたしのいつくしみを、わたしがあなたの前から除いたサウルから取り去ったように、彼からは取り去らない。
16 あなたの家と王国はわたしの前に長く保つであろう。あなたの位は長く堅うせられる』」。
17 ナタンはすべてこれらの言葉のように、またすべてこの幻のようにダビデに語った。」
「サムエル記下」第7章4節~5節,12節~17節

念のため、ダビデ王の息子ソロモンの事である。また、「真理の御霊」(契約の使者)の息子と思われるのはこちら。

「132:10 あなたのしもべダビデのために、あなたの油そそがれた者の顔を、しりぞけないでください。
132:11 主はまことをもってダビデに誓われたので、それにそむくことはない。すなわち言われた、「わたしはあなたの身から出た子のひとりを、あなたの位につかせる。
132:12 もしあなたの子らがわたしの教える契約と、あかしとを守るならば、その子らもまた、とこしえにあなたの位に座するであろう」。」
「詩篇」第132篇10節~12節

歴史上の人物のダビデは「主」に酷い目に合わされていないからである。

「38 しかしあなたは、あなたの油そそがれた者を捨ててしりぞけ、彼に対して激しく怒られました。
39 あなたはそのしもべとの契約を廃棄し、彼の冠を地になげうって、けがされました。
40 あなたはその城壁をことごとくこわし、そのとりでを荒れすたれさせられました。
41 そこを通り過ぎる者は皆彼をかすめ、彼はその隣り人のあざけりとなりました。
42 あなたは彼のあだの右の手を高くあげ、そのもろもろの敵を喜ばせられました。
43 まことに、あなたは彼のつるぎの刃をかえして、彼を戦いに立たせられなかったのです。
44 あなたは彼の手から王のつえを取り去り、その王座を地に投げすてられました。
45 あなたは彼の若き日をちぢめ、恥をもって彼をおおわれました。[セラ
46 主よ、いつまでなのですか。とこしえにお隠れになるのですか。あなたの怒りはいつまで火のように燃えるのですか。
47 主よ、人のいのちの、いかに短く、すべての人の子を、いかにはかなく造られたかを、みこころにとめてください。
48 だれか生きて死を見ず、その魂を陰府の力から救いうるものがあるでしょうか。[セラ
49 主よ、あなたがまことをもってダビデに誓われた昔のいつくしみはどこにありますか。
50
51 主よ、あなたのしもべがうけるはずかしめをみこころにとめてください。主よ、あなたのもろもろの敵はわたしをそしり、あなたの油そそがれた者の足跡をそしります。わたしはもろもろの民のそしりをわたしのふところにいだいているのです。
52 主はとこしえにほむべきかな。アァメン、アァメン。」
「詩篇」第89篇38節~52節

念のため、歴史上の人物のダビデではなく、「終わりの時」の「真理の御霊」(契約の使者)の事だと考えている。

>16 わたしをかえりみ、わたしをあわれんでください。わたしはひとりわびしく苦しんでいるのです。
17 わたしの心の悩みをゆるめ、わたしを苦しみから引き出してください。
18 わたしの苦しみ悩みをかえりみ、わたしのすべての罪をおゆるしください。
19 わたしの敵がいかに多く、かつ激しい憎しみをもってわたしを憎んでいるかをごらんください。
20 わたしの魂を守り、わたしをお助けください。わたしをはずかしめないでください。わたしはあなたに寄り頼んでいます。
21 どうか、誠実と潔白とが、わたしを守ってくれるように。わたしはあなたを待ち望んでいます。

「25:16御顔を向けて、わたしを憐れんでください。わたしは貧しく、孤独です。
25:17悩む心を解き放ち
痛みからわたしを引き出してください。
25:18御覧ください、わたしの貧しさと労苦を。どうかわたしの罪を取り除いてください。
25:19御覧ください、敵は増えて行くばかりです。わたしを憎み、不法を仕掛けます。
25:20御もとに身を寄せます。わたしの魂を守り、わたしを助け出し
恥を受けることのないようにしてください。
25:21あなたに望みをおき、無垢でまっすぐなら
そのことがわたしを守ってくれるでしょう。」(新共同訳)

「真理の御霊」(契約の使者)の事だとしたら、「詩篇」第89篇38節~52節のようになるのだろう。「貧しく、孤独」などから考えると、その前段階とも考えられるが。もっとも、「真理の御霊」(契約の使者)が本当に現われたら、「彼」は悩まないと思うよ。悩んだってしょうがないからね。それぐらいの事は、「真理の御霊」の持ち主なんだから分かるだろう。ただし、「いじめ」と同様に苦しい(面倒臭い)だろうが。

おまけ
https://www.youtube.com/watch?v=r8LKCn4TVWI
https://www.youtube.com/watch?v=W_hjH19YLhE