参考資料1845 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

地球最期の日人類に大逆転の奇跡が起こる その5
キリスト教圏で信じられているラプチャーとは

「さて、まず゛人の子”についてですが、これはキリスト教会では゛主イエス・キリスト”のことであるとされています(イエスが自らのことをそう呼んでいるからです)。そして「人の子が雲に乗ってくる」出来事については昔から敬虔なクリスチャンの間に、一種の不思議な信仰があるのです。
 それは俗に「ラプチャー(空中携挙)」と呼ばれている奇跡のことで、゛終わりの日”の前に「天から大きな声がして『ここに上ってきなさい』というのを彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った」(黙示録11/12)
 すなわち主イエスが雲に乗ってやってきて、信仰深き人々を゛終わりの日の艱難”から空へ救いあげて下さる。そういった奇跡信仰なのです。
「およそ信じられない」非キリスト教国であるわが国ではそう思う人が多いでしょう。しかし、キリスト教圏の人々の間では、結構根強く信じられていて、とくに近年注目を浴びているアメリカの゛聖書根本主義派(ファンダメンタリスト)”の熱狂的な信者の間では、いまや不動の信念といえるまでに支持されています。
「単なる迷信に過ぎないさ」
 たとえそうであるにせよ、全米だけでもシンパを含め6000万人の信徒を有しているという教派で(レーガン前大統領もその一人)、日本全人口の半分に当たる人々が信じている゛迷信”というのも何やら不気味だとは思いませんか。
 この派の「聖書」とも呼ばれている『今は亡き大いなる地球』というハル・リンゼイの本(徳間書店刊)は、全米だけでも1800万部が売れたそうですが、この書の中でもラプチャーは熱っぽく語られているのです。」
「ヤハウエの巨大潮流預言」柴藤甲子男著より

感想
>それは俗に「ラプチャー(空中携挙)」と呼ばれている奇跡のことで、゛終わりの日”の前に「天から大きな声がして『ここに上ってきなさい』というのを彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った」(黙示録11/12)

この箇所は、携挙について書かれている訳ではないね。抜き書きしてみよう。

「そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。
彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台(しょくだい)である。
もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。
預言をしている期間、彼らは、天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。さらにまた、水を血に換え、何度でも思うままに、あらゆる災害で地を打つ力を持っている。
そして、彼らがそのあかしを終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す。
彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる。彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。
いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめるが、その死体を墓に納めることは許さない。
地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。
三日半の後、いのちの息が、神から出て彼らの中にはいり、そして、彼らが立ち上がったので、それを見た人々は非常な恐怖に襲われた。
その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。
この時、大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で七千人が死に、生き残った人々は驚き恐れて、天の神に栄光を帰した。」
「ヨハネの黙示録」第11章3節~13節

以前にも書いたが、「イエスの証人」は「真理の御霊」(契約の使者)以外にもう一人いるようである。ちょっと前に限定記事で書いた、

「弥勒菩薩というのは56億7000万年後に現れる救世主とされていて、これを暗号と考えると地球の人口が56億7000万人に達した時と考えられ、その時、つまり1995年にマイトレーヤとして世間に登場した人物とも考えられる。」
引用元:https://secret.ameba.jp/hitorinomeaki/amemberentry-12389409625.html

という人物かもしれない。黙示録の獣と矛盾が生じるという声も聞こえて来そうだが、「ヨハネの黙示録」は創作でシンクロニシティー程度と考えている。結局、最後はその人の意志である。私は、自分が「黙示録の獣」になりそうだったら自殺するね。

「ここに上ってきなさい」は二人だけなので、携挙の事ではない。

>すなわち主イエスが雲に乗ってやってきて、信仰深き人々を゛終わりの日の艱難”から空へ救いあげて下さる。そういった奇跡信仰なのです。

ところで、携挙の時期には疑問がある。ハルマゲドンの最中に空中再臨して携挙が起こると考えているが、こんな文章もある。

「しかし、その時に起る患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。
そのとき、人の子のしるしが天に現れるであろう。またそのとき、地のすべての民族は嘆き、そして力と大いなる栄光とをもって、人の子が天の雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。」
「マタイによる福音書」第24章29節~30節

「また日と月と星とに、しるしが現れるであろう。そして、地上では、諸国民が悩み、海と大波とのとどろきにおじ惑い、
人々は世界に起ろうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。もろもろの天体が揺り動かされるからである。
そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。」
「ルカによる福音書」第21章25節~27節

私は、「終わりの時」は小惑星の衝突で始まると考えていて、「人の子が雲に乗って来る」のはその前とも考えられる。これは絶対にイエスではない。これがイエスでは、「神の計画」が根本的に成り立たない。そこで、これは「真理の御霊」(契約の使者)の事ではないだろうかと考えている。
つまり、「イエスの再臨」の前にペテロが完成したかどうか分からない空中浮揚を行うのである。それによって、「イエスの再臨」を信じる人々は確信を得る事が出来、その後の艱難にも何とか耐え抜く事が出来る。
補足:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11286437943.html
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11493883302.html

>たとえそうであるにせよ、全米だけでもシンパを含め6000万人の信徒を有しているという教派で(レーガン前大統領もその一人)、日本全人口の半分に当たる人々が信じている゛迷信”というのも何やら不気味だとは思いませんか。

全人類の1%じゃ何も起こらないな。これが過半数を越えれば現実化するかもしれないが。「真理の御霊」(契約の使者)の準備(「マラキ書」第3章1節~2節)とは二極分化というよりこの人口を増やす事だろう。

「1 わたしの支持するわがしもべ、わたしの喜ぶわが選び人を見よ。わたしはわが霊を彼に与えた。彼はもろもろの国びとに道をしめす。
2 彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞えさせず、
3 また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。
4 彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。海沿いの国々はその教を待ち望む。」
「イザヤ書」第42章1節~4節

おまけ