参考資料1813 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

マタイによる福音書 その1
「アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。
アブラハムはイサクの父であり、イサクはヤコブの父、ヤコブはユダとその兄弟たちとの父、
ユダはタマルによるパレスとザラとの父、パレスはエスロンの父、エスロンはアラムの父、
アラムはアミナダブの父、アミナダブはナアソンの父、ナアソンはサルモンの父、
サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、
エッサイはダビデ王の父であった。ダビデはウリヤの妻によるソロモンの父であり、
ソロモンはレハベアムの父、レハベアムはアビヤの父、アビヤはアサの父、
アサはヨサパテの父、ヨサパテはヨラムの父、ヨラムはウジヤの父、
ウジヤはヨタムの父、ヨタムはアハズの父、アハズはヒゼキヤの父、
ヒゼキヤはマナセの父、マナセはアモンの父、アモンはヨシヤの父、
ヨシヤはバビロンへ移されたころ、エコニヤとその兄弟たちとの父となった。
バビロンへ移されたのち、エコニヤはサラテルの父となった。サラテルはゾロバベルの父、
ゾロバベルはアビウデの父、アビウデはエリヤキムの父、エリヤキムはアゾルの父、
アゾルはサドクの父、サドクはアキムの父、アキムはエリウデの父、
エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、
ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。
だから、アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である。」
「マタイによる福音書」第1章1節~17節

感想
ダビデの子とは、ダビデ王の子孫という意味だろう。ただし、父親のヨセフが子孫でマリアは処女懐胎なので、直接の子孫ではない。ところが、次のような文章を発見した。

「イエスは約束のメシヤであり、ダビデの子孫でした。マタイ1章の系図はイエスが地上の父親であるヨセフを通して直接ダビデの子孫であることを証明しています。またルカ3章の系図はイエスの母親であるマリヤを通してイエスが直接ダビデの子孫である事を証明しています。」
引用元:https://www.gotquestions.org/Japanese/Japanese-Jesus-Son-David.html

そこで、「ルカによる福音書」第3章の系図を抜き書きしてみよう。

「イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって、人々の考えによれば、ヨセフの子であった。ヨセフはヘリの子、
それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、
マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、
マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、
ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、
メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、
ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、
シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、
メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、
エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、
アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、
ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、
セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、
カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、
メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、
エノス、セツ、アダム、そして神にいたる。」
「ルカによる福音書」第3章23節~38節

ヨセフについてだけでマリアについては触れられていないようだが。因みに、イエスは売春婦の子孫である。http://blog.livedoor.jp/mappkakr-kaikatudo/archives/68153451.htmlただし、これも父親系だからイエスとは直接関係はないが。2000年前の人々に、人類みな兄弟のような教えのための「神の計画」だろう。

「不義、遊女、婚前交渉、姦淫、しかも、カナン人、モアブ人といった異邦人の女性たちが、イエス・キリストの系図の中に入ってきているのです。本来ならば、そうしたことは隠しておきたいところでしょうが、聖書ははっきりと記しているのです。その意図はなんでしょうか。それは、ひとえに、神の恵みの豊かさを示すためにほかなりません。こんなことを記したマタイもかつては取税人であり、ローマの手先となって同胞の民を苦しめていた人物でした。そんな彼がイエス・キリストに出会って全く新しい人生を歩んだのです。」
引用元:http://meigata-bokushin.secret.jp/index.php?%E7%BE%A9%E4%BA%BA%E3%81%AF%E4%BF%A1%E4%BB%B0%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E2%91%A4%E5%A5%B3%E9%81%8A%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%96

ところで、ダビデ王は神に選ばれしものである。

「羊飼いから身をおこして初代イスラエル王サウルに仕え、サウルがペリシテ人と戦って戦死したのちにユダで王位に着くと、ペリシテ人を撃破し要害の地エルサレムに都を置いて全イスラエルの王となり、40年間、王として君臨した。旧約聖書の『サムエル記』および『列王記』に登場し、伝統的に『詩篇』の作者の一人とされている。イスラム教においても預言者の一人に位置づけられている。英語の男性名デイヴィッド(David)などは彼の名に由来する。正教会で聖人とされる。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダビデ

ところで、「エゼキエル書」にもダビデが出て来るが、エゼキエル書は実在のダビデ王より後の時代に書かれているので、ダビデ王の事ではない。「終わりの時」の救世主の話だろう。

「24 わがしもべダビデは彼らの王となる。彼らすべての者のために、ひとりの牧者が立つ。彼らはわがおきてに歩み、わが定めを守って行う。
25 彼らはわがしもべヤコブに、わたしが与えた地に住む。これはあなたがたの先祖の住んだ所である。そこに彼らと、その子らと、その子孫とが永遠に住み、わがしもべダビデが、永遠に彼らの君となる。
26 わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。これは彼らの永遠の契約となる。わたしは彼らを祝福し、彼らをふやし、わが聖所を永遠に彼らの中に置く。
27 わがすみかは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわが民となる。
28 そしてわが聖所が永遠に、彼らのうちにあるようになるとき、諸国民は主なるわたしが、イスラエルを聖別する者であることを悟る」。」
「エゼキエル書」第37章24節~28節

「23 わたしは彼らの上にひとりの牧者を立てる。すなわちわがしもべダビデである。彼は彼らを養う。彼は彼らを養い、彼らの牧者となる。
24 主なるわたしは彼らの神となり、わがしもべダビデは彼らのうちにあって君となる。主なるわたしはこれを言う。」
「エゼキエル書」第34章23節~24節

因みに、「詩篇」はダビデ王の作品らしいが、詩篇にもダビデは出て来る。これも未来の救世主の事だろう。

「89:20 わたしはわがしもべダビデを得て、これにわが聖なる油をそそいだ。
89:21 わが手は常に彼と共にあり、わが腕はまた彼を強くする。
89:22 敵は彼をだますことなく、悪しき者は彼を卑しめることはない。
89:23 わたしは彼の前にもろもろのあだを打ち滅ぼし、彼を憎む者どもを打ち倒す。
89:24 わがまことと、わがいつくしみは彼と共にあり、わが名によって彼の角は高くあげられる。
89:25 わたしは彼の手を海の上におき、彼の右の手を川の上におく。
89:26 彼はわたしにむかい『あなたはわが父、わが神、わが救の岩』と呼ぶであろう。
89:27 わたしはまた彼をわがういごとし、地の王たちのうちの最も高い者とする。
89:28 わたしはとこしえに、わがいつくしみを彼のために保ち、わが契約は彼のために堅く立つ。
89:29 わたしは彼の家系をとこしえに堅く定め、その位を天の日数のようにながらえさせる。」
「詩篇」第89篇20節~29節

ただし、その後が悲惨なのは今まで何度も書いた通りである。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12376114133.html

念のため、未来の救世主の役目は「イエスの再臨」の準備をする事である。(二極分化。)

おまけ