参考資料1682 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ヘブル人への手紙 その12
「11.もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら - 民は祭司制の下(もと)に律法を与えられたのであるが - なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられたのであるか。
12.祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。
13.さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのでる。
14.というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。
15.そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。
16.彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。
17.それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。
18.このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、
19.(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。
20.その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、
21.この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われてる、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。」
「ヘブル人への手紙」第7章11節~21節

感想
>なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられたのであるか。

アロンはモーセの兄という事ぐらいしか知らないので調べてみた。

モーセへの反抗者として
「これらのモーセのパートナーとしての頼りになるアロンの記述とは対照的に、モーセと神に逆らうアロンの姿もモーセ五書の中に見られることは非常に興味深い。たとえば、モーセが帰ってこないことで不安になった民がアロンに要求し、アロンは金の子牛の像をつくらせて神とモーセの怒りをかっている。
 また、荒野を放浪した民がヘツェロトにいたとき、ミリアムとアロンはモーセがクシュ人の女性を妻にしたことを非難したため、雲の柱の形であらわれた神がアロンとミリアムに対して怒りを表し、罰としてミリアムは重い皮膚病にかかる。ここにいたってアロンとミリアムは自分たちの行いを悔い、アロンがモーセに許しをもとめたため、ミリアムは神の指図によって一週間宿営から隔離され元に戻ることができた。」
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%B3#モーセへの反抗者として

因みに、「初め、アロンは神からモーセに会うよう命じられた。神はまた、自分は口がたたないために自信がないというモーセに対し、アロンが雄弁であることを述べ、彼と共に民を導くように命じている」とあり、モーセは口下手でアロンは雄弁らしい。何で神に選ばれるのはパウロといい口下手なんだろう。

「事実、わたしは、あの大使徒たちにいささかも劣ってはいないと思う。たとい弁舌はつたなくても、知識はそうではない。わたしは、事ごとに、いろいろの場合に、あなたがたに対してそれを明らかにした。」
「コリント人への第一の手紙」第11章5節~6節

>14.というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。
15.そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

真の「終わりの時」の雛型と考えると、「真理の御霊」(契約の使者)は聖書には触れられていない民族から出るのだろう。

「42.イエスは彼らに言われた、「あなたがたは、聖書でまだ読んだことがないのか、
『家造りらの捨てた石が
隅(すみ)のかしら石になった。
これは主がなされたことで、
わたしたちの目には不思議に見える』。
43.それだから、あなたがたに言うが、神の国はあなたがたから取り上げられて、御国(みくに)にふさわしい実を結ぶような異邦人に与えられるであろう。
44.またその石の上に落ちる者は打ち砕かれ、それがだれかの上に落ちかかるなら、その人はこなみじんにされるであろう」。」
「マタイによる福音書」第21章42節~44節

ノストラダムスの10巻75番の詩
Tant attendu ne reviendra jamais
Dedans l'Europe, en Asie apparoistra
Un de la ligue yssu du grand Hermes,
Et sur tous roys des orientz croistra.  (ラメジャラー本の原文)
とても期待(予期)されるものは決して戻って来ないだろう
ヨーロッパの中には。アジアの中に現れるだろう
偉大なヘルメスから生まれた同盟の一つ(同盟からの一人)
そして東洋の全ての王たちを越えて成長するだろう
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-10559004196.html

>17.それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

原文を挙げておこう。

「1主はわが主に言われる、「わたしがあなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、わたしの右に座せよ」と。
2 主はあなたの力あるつえをシオンから出される。あなたはもろもろの敵のなかで治めよ。
3 あなたの民は、あなたがその軍勢を聖なる山々に導く日に心から喜んでおのれをささげるであろう。あなたの若者は朝の胎から出る露のようにあなたに来るであろう。
4 主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがってとこしえに祭司である」。
5 主はあなたの右におられて、その怒りの日に王たちを打ち破られる。
6 主はもろもろの国のなかでさばきを行い、しかばねをもって満たし、広い地を治める首領たちを打ち破られる。
7 彼は道のほとりの川からくんで飲み、それによって、そのこうべをあげるであろう。」
「詩篇」第110篇1節~7節

個人的には、再臨するイエスが「真理の御霊」(契約の使者)に述べたものだと考えているが。「死海文書」のイスラエルのメシアとアロンのメシアと考えている。

>19.(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

全ては「神の計画」だろう。

「118:17 わたしは死ぬことなく、生きながらえて、主のみわざを物語るであろう。
118:18 主はいたくわたしを懲らされたが、死にはわたされなかった。
118:19 わたしのために義の門を開け、わたしはその内にはいって、主に感謝しよう。
118:20 これは主の門である。正しい者はその内にはいるであろう。
118:21 わたしはあなたに感謝します。あなたがわたしに答えて、わが救となられたことを。
118:22 家造りらの捨てた石は隅のかしら石となった。
118:23 これは主のなされた事でわれらの目には驚くべき事である。
118:24 これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。」
「詩篇」第118章17節~24節

おまけ