参考資料1661 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

キリストの奇跡と宇宙人 その32
コンドン委員会とピラト2
「委員会は、使徒たちにもまったく好意を感じないであろう。なにしろ、彼らときたら、現在の「ヒッピー」とか呼ばれる連中と同じで、あちらこちら、うろつきまわって、反戦デモの先頭に立ってみたり、人種平等を叫んでみたり、原始共産制じみたものの宣伝をしてみたりするのだから。ペテロが、イエスこそは世を救いに来た神の子であると主張したのに対し、1797年に、フランスの偉大な天文学者ラプラースが、望遠鏡で天空を眺めまわしたあとで、どこにも神の証跡はないと言ったことを、科学者たちはペテロに教えてやろうとするであろう。
 イエスの行為には、表面は善事にみえても、結果としては一般に不穏をまき起こすことになったものもある。古いユダヤの宗教の熱狂的指導者たちを軽蔑したような、改革家としての尊大なあの態度は、庶民をまどわすものと言える。病いをなおして悩めるものを救ったことは、医学会を憤激させ、信仰療法攻撃の端緒をつくる。死人を蘇らせるにいたっては、委員会以前の問題である。職を失った葬儀屋や墓掘り人足が起こす騒ぎは言わずもがな、保険会社の混乱はウォール街に高波を立てるし、世界的な人口問題もからんでくる。死ぬ人間がなかったら、生きている人間の住む余地はなくなってしまう。死人を蘇らせるなんぞということは、人類にとっての大脅威である。」
「やはりキリストは宇宙人だった」レイモンド・ドレイク著・北村十四彦訳より

感想
>委員会は、使徒たちにもまったく好意を感じないであろう。

1週間経つとすっかり忘れてしまうと思うので、前回の分はこちら。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12340594193.html

>ペテロが、イエスこそは世を救いに来た神の子であると主張したのに対し、1797年に、フランスの偉大な天文学者ラプラースが、望遠鏡で天空を眺めまわしたあとで、どこにも神の証跡はないと言ったことを、科学者たちはペテロに教えてやろうとするであろう。

ラプラスは数学者としてもラプラス変換などで有名だが、ラプラスの悪魔という決定論が面白い。ある意味、私が唱える「終わりの時」に生まれて来る救世主は誰と誰の子供か初めから決まっているという理論と一致する。https://matome.naver.jp/odai/2142759311817455701

>イエスの行為には、表面は善事にみえても、結果としては一般に不穏をまき起こすことになったものもある。古いユダヤの宗教の熱狂的指導者たちを軽蔑したような、改革家としての尊大なあの態度は、庶民をまどわすものと言える。

イエスの行動のとんでもない一例を挙げよう。

「13.さて、ユダヤ人の過越(すぎこし)の祭が近づいたので、イエスはエルサレムに上られた。
14.そして牛、羊、はとを売る者や両替する者などが宮の庭にすわり込んでいるのをごらんになって、
15.なわでむちを造り、羊も牛もみな宮から追いだし、両替人の金を散らし、その台をひっくりかえし、
16.はとを売る人々には「これらのものを持って、ここから出て行け。わたしの父の家を商売の家とするな」と言われた。」
「ヨハネによる福音書」第2章13節~16節

口で言う前に手を出すなんて、やくざだね。一応、ここだけの作り話ではない証拠にもう1箇所からも引用しよう。

「15.それから、彼らはエルサレムにきた。イエスは宮に入り、宮の庭で売り買いしていた人々を追い出しはじめ、両替人の台や、はとを売る者の腰掛をくつがえし、
16.また器ものを持って宮の庭を通り抜けるのをお許しにならなかった。
17.そして、彼らに教えて言われた、「『わたしの家は、すべての国民の祈の家ととなえられるべきである』と書いてあるではないか。それだのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしてしまった」。
18.祭司長、律法学者たちはこれを聞いて、どうかしてイエスを殺そうと計った。彼らは、群衆がみなその教に感動していたので、イエスを恐れていたからである。」
「マルコによる福音書」第11章15節~18節

>死人を蘇らせるにいたっては、委員会以前の問題である。職を失った葬儀屋や墓掘り人足が起こす騒ぎは言わずもがな、保険会社の混乱はウォール街に高波を立てるし、世界的な人口問題もからんでくる。死ぬ人間がなかったら、生きている人間の住む余地はなくなってしまう。死人を蘇らせるなんぞということは、人類にとっての大脅威である。

そんな事以前に、科学の力以外で死人を生き返らせたら「神の使い」と思うだけだろう。仮に自分の家族か友人が死んだとして、イエスが来て何かしたら生き返っちゃうんだよ。現代人でも神か悪魔と思うだろう。
因みに、私は「神の計画」は人類削減計画だと考えている。そして、神が選んだ善人だけが生き残る。(真の目的は後者。だから2000年待ったのだろう。)

「7 万軍の主は言われる、「つるぎよ、立ち上がってわが牧者を攻めよ。わたしの次に立つ人を攻めよ。牧者を撃て、その羊は散る。わたしは手をかえして、小さい者どもを攻める。
8 主は言われる、全地の人の三分の二は断たれて死に、三分の一は生き残る。
9 わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。」
「ゼカリヤ書」第13章7節~9節

最大の功労者の「契約の使者」も「契約の死者」となってしまうのか。(笑)

おまけ