参考資料1583 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

エペソ人への手紙 その1
「1.神の御旨(みむね)によるキリスト・イエスの使徒パウロから、エペソにいる、キリスト・イエスにあって忠実な聖徒たちへ。
2.わたしたちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
3.ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、
4.みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、
5.わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。
6.これは、その愛する御子(みこ)によって賜わった栄光ある恵みを、わたしたちがほめたたえるためである。
7.わたしたちは、御子にあって、神の豊かな恵みのゆえに、その血によるあがない、すなわち、罪過のゆるしを受けたのである。
8.神はその恵みをさらに増し加えて、あらゆる知恵と悟りとをわたしたちに賜わり、
9.御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。
10.それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。
11.わたしたちは、御旨(みむね)の欲するままにすべての事をなさるかたの目的の下(もと)に、キリストにあってあらかじめ定められ、神の民として選ばれたのである。
12.それは、早くからキリストに望みをおいているわたしたちが、神の栄光をほめたたえる者となるためである。
13.あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである。
14.この聖霊は、わたしたちが神の国をつぐことの保証であって、やがて神につける者が全くあがなわれ、神の栄光をほめたたえるに至るためである。」
「エペソ人への手紙」第1章1節~14節

感想
>4.みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、
5.わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。

「きよく傷のない者」になんて戻れる訳がないので、未来人の科学の力で若返るという事か。永遠の生命という事はそういう事だろう。旧約聖書「ダニエル書」のダニエルがどうも不老不死らしい。

「イエスは彼らに言われた、「この世の子らは、めとったり、とついだりするが、かの世にはいって死人からの復活にあずかるにふさわしい者たちは、めとったり、とついだりすることはない。彼らは天使にも等しいものであり、また復活にあずかるゆえに、神の子でもあるので、もう死ぬことはあり得ないからである。」
「ルカによる福音書」第20章34節~36節

ダニエルについては、「ダニエル書」第12章に、

「12:13 しかし、終りまであなたの道を行きなさい。あなたは休みに入り、定められた日の終りに立って、あなたの分を受けるでしょう。」
「ダニエル書」第12章13節

とあるのと、五島勉氏の怪しい外典では20年経っても14歳ぐらいのままだったらしい。https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12076660032.html

>8.神はその恵みをさらに増し加えて、あらゆる知恵と悟りとをわたしたちに賜わり、

因みに、ダニエルはまさにそういう人物だったらしい。

「5:11 あなたの国には、聖なる神の霊のやどっているひとりの人がおります。あなたの父の代に、彼は、明知、分別および神のような知恵のあることをあらわしました。あなたの父ネブカデネザル王は、彼を立てて、博士、法術士、カルデヤびと、占い師らの長とされました。
5:12 彼は、王がベルテシャザルという名を与えたダニエルという者ですが、このダニエルには、すぐれた霊、知識、分別があって、夢を解き、なぞを解き、難問を解くことができます。ゆえにダニエルを召しなさい。彼はその解き明かしを示すでしょう」。
5:13 そこでダニエルは王の前に召された。王はダニエルに言った、「あなたは、わが父の王が、ユダからひきつれてきたユダの捕囚のひとりなのか。
5:14 聞くところによると、あなたのうちには、聖なる神の霊がやどっていて、明知、分別および非凡な知恵があるそうだ。
5:15 わたしは、知者、法術士らを、わが前に召しよせて、この文字を読ませ、その解き明かしを示させようとしたが、彼らは、この事の解き明かしを示すことができなかった。
5:16 しかしまた聞くところによると、あなたは解き明かしをなし、かつ難問を解くことができるそうだ。それで、あなたがもし、この文字を読み、その解き明かしをわたしに示すことができたなら、あなたに紫の衣を着せ、金の鎖を首にかけさせて、この国の第三のつかさとしよう」。」
「ダニエル書」第5章11節~16節

>9.御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。
10.それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。

これは、勿論、「イエスの再臨」の事を述べていると思うが、旧約聖書には「契約の使者」というこの計画に先立って現われる人物の事が記されている。

「3:1「見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあなたがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が来ると、万軍の主が言われる。 3:2その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。」
「マラキ書」第3章1節~2節

「ダニエル書」には「契約の君」というのも出て来るが省略しよう。因みに、反キリストに一度は敗れるので「再臨するイエス」ではない。

>13.あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである。

因みに、昨日は「イエスの焼き印」について調べたが、今日は「聖霊の証印」か。

「十字架のキリストを仰ぎ見て、復活のキリストのいのちに生かされていることを信じて生きるなら、私たちもまた確かに「イエスの焼き印」を押されているのである。私たちの歩みは、神によって天のみ国に至るまで導かれる。この世で自分中心にだけ生きるのではなく、天のみ国に至る人生をキリストを信じて歩ませていただけるのは、まことに幸いであり感謝である。キリストの所有とされたものの歩みは、キリストが共に歩んで下さる確かなものとなっているからである。キリストにある幸いな人生を歩ませていただこう!」
引用元:http://www7a.biglobe.ne.jp/~t-bible-ch/050619.htm

この方は、「聖霊の証印」は押されているかもしれないが、「イエスの焼き印」は押されていないだろう。押されているのはパウロだけである。(「使徒行伝」第9章15節~16節を読んで貰えば分かるだろう。)

「1.この後、わたしは四人の御使(みつかい)が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。
2.また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、
3.「わたしたちの神の僕(しもべ)らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。」
「ヨハネの黙示録」第7章1節~3節

まさに「神の計画」である。「契約の使者」が準備をするのを待っているのだろう。

おまけ