参考資料1080 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

ボストンのポプラ並木 その10
「ハーバード大では、各研究室が持ち回りで、最新の研究成果の発表を行い、意見交換をするランチョンミ―ティングが行われていた。昼休みにピザとコーラが無料で振る舞われるこの会には、ピザに強い集客力があり、研究に熱心な人もそうでない人も多くの研究者が参加していた。著名なハーバードの教授陣は前列に席をとり、真剣な面持ちで聞いている姿が見えた。
 帰国の時期が迫り、実験指導をしたことなど忘れかけていたある日のランチョンミ―ティングの発表担当者は、私がマウスの表皮培養を教えた研究員だった。研究発表の最後には、思いがけず謝辞に私の名前を発表してくれ、壇上から私に向けて手を振ってくれた。留学最終日には、この研究員の教授のもとにも挨拶に行くと、「次、ボストンに来るときは、僕のラボに来てもいいよ」と言ってくれた。笑顔で握手を交わした教授の手の厚みと温かさは今でも手に残る。
 バカンティ研には他にも研究員がいたが、女4人組で過ごす時間が多かった。英語はアメリカ人であるヴァネッサとセレナが私とアナに教え、研究経験のある私とアナがヴァネッサとセレナに細胞培養などの実験手技を教えていた。4人それぞれが人種も育ってきた文化背景も異なっていたが、研究のことだけでなく家族のこと、恋人のこと、なんでも話した。昼食は4人でいつも一緒に食べた。ブリトー、ベーグルサンドなどを注文する際はパンの種類から具材の種類まで細かく指定しなければならず、最初は注文の仕方もわからないものが多かったが、いつもヴァネッサがさりげなく助けてくれ、いろいろな体験をすることができた。オバマさんが当選した大統領選の時もヴァネッサが投票会場まで私を連れて行ってくれて投票風景を見学させてくれた。
 ヴァネッサは医学部入学のため、アナはアメリカでの大学院入学のため、セレナは医師国家試験のために、空いている時間はいつも勉強していた。私は日曜日も惜しく、実験に行っていた。そのため週末には、口コミで人気のレストランで待ち合わせをして4人でブランチをとり、その後、一緒に研究室に向かうことが多かった。お互いの家に遊びに行くこともあったし、ボストン・レッドソックスの野球観戦をすることもあった。気がつけば、通学路を彩ったポプラ並木のゴージャスな紅葉は地面に敷き詰められた絨毯に変わっていて、選ぶランチはサラダから温かいスープに変わっていった。」
「あの日」小保方晴子著より

感想
あまり関係ないが、時期的に、

「いまだにSTAP細胞問題をめぐっては、「小保方氏が実験を捏造した」という根拠のない思い込み、バイアスがかかったままの相変わらず的外れの小保方バッシングが行われている。この事件の真相を語れる者はまだ誰もいないにもかかわらずだ。こうした風潮は、科学者や研究者へのディスカレッジとなり、果ては優秀な研究者が海外に逃げ出してしまう事態を招くだろう。現に小保方氏には、ドイツやアメリカのような若い研究者を大切に育成する伝統を持つ国からオファーが舞い込んでいるという。

 共に日本の女性史、文学史に名を残すことになる2人の世紀の対談。世間から理解されない苦しみを味わった2人の女性は、寂庵の庭で大きな友情の花を咲かせた。世間から叩かれ続けて心身共に弱った小保方氏にエールを送った寂聴氏の言葉を受けて、小保方氏はついに古都・京都に姿を現し、「平成の天の岩戸」伝説に終止符を打った。」
引用元:http://biz-journal.jp/2016/05/post_15279_2.html

因みに、私の双子の弟などはコピペが発覚する前からインチキだと言っていた。若山さんもSTAP細胞を確認、確信していたのに急に態度を翻している。何かおかしいね。

おまけ