参考資料940 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

謎を解く鍵は「アルツァレト」という地にある
「十支族はいったいどこへ消えたのか。アッシリア帝国人に同化してしまったのか。
 そう考えるのは、あまりに安易すぎる。1947年に建国するまで、約二千年間、ねばり強く民族の血を守りつづけたイスラエル人たちである。彼らが他民族に同化するという安易な道を選んだはずがない。ならば、彼らはどこに・・・・。
 偶像崇拝に陥った彼らの行方など知らんというように、『旧約聖書』は彼らについて一言も語ろうとしない。だが、手がかりはある。
『旧約聖書』の外典「第四エズラ書」にこんな記述があるのだ。

「あなたは、彼が別の穏やかな群衆をみずからの許に集めるのを見たが、これらはヨシア王の時代に捕らえられ、その領土から連れ出された九つの部族である。
アッシリア王シャルマネサルがこれを捕虜として連れて行き、河の向こうへ移した。
こうして彼らは異国に連れて行かれた。
しかし彼らは異邦人の群を離れ、かつて人のやからが住んだことのないさらに遠い地方へ行こうと相談した。
それは自分の国では守っていなかった律法を、そこで守るためであった。
こうして彼らはエウフラテス河の狭い径を通って入って行った。
その時至高者は、彼らに対して奇蹟を行ない、彼らが渡るまで河の流れを止められた。
道程はその地方を通って一年半の速さであった。
その地域はアルツァレトと呼ばれる」(第13章39~45節)

「九つの部族」と記されているのは、イスラエル十支族のことである。エフライム族とマナセ族をひとつにまとめて数えているのだ。アッシリアに連行された九つの部族は、エウフラテス河の狭い径を通って一年半ほどの速さにある地・アルツァレトに入り込んでいったという。
 十支族が目指した地、アルツァレトとは?
 エウフラテス河(ユーフラテス河)を遡ったところ、ということだから、メソポタミア地方の北に位置する地であることは間違いない。
 これを裏づける預言が『旧約聖書』の「エレミヤ書」にある。

「見よ、私は彼らを北の国から連れ戻し、地の果てから呼び集める」(第31章8節)

 では、再度問う、地の果て、北の国アルツァレトとはどこなのだ?
 残念ながら、学術的答えは出ていない。そこで、以下は筆者の推理である。
 アルツァレトは、メソポタミア地方の北にある地とされている。世界地図を見ると、メソポタミア地方の北にはユーラシア大陸が広がっている。騎馬民族の住むこの大地に、イスラエル十支族は住みついたのだろうか。たしかにそうした者もいただろう。だが、多くの者は、もっとちがった道を選んだにちがいない。
 鍵となるのは、黒海の北岸に国を興したスキタイというイラン系の騎馬民族である。
 彼らは、北イスラエル王国が滅びた頃(紀元前722年)、ユーラシア大陸にその勢力を拡張し、アッシリア帝国とも戦火を交え、たびたび騎馬の機動力を使って怒涛のごとく攻め入り、アッシリア帝国軍を圧倒し、徐々に帝国を衰退させていった。
 前述したように、スキタイは騎馬民族である。また、イスラエル十支族もまた騎馬民族である。そして、両者ともアッシリア帝国と敵対していた。
 これだけの条件がそろえば、彼らが協力しあったことはまず間違いない。
 彼らは合流したのではないだろうか。だとしたら、西はヨーロッパから東は朝鮮半島にまで及ぶスキタイ特有の墳墓「積石塚」の存在をどう考えるべきだろう。しかも、同じ構造の墳墓が日本にも千五百基ほどあるのだ。
 こう考えるべきだろう。スキタイ系の騎馬民族が東北アジアに進出し、ついには日本列島にまでやってきた。だとしたら、スキタイと合流したイスラエル十支族の痕跡が日本に残っているはずである。そう、それこそが、冒頭で紹介した十来塚であり、伊勢神宮の六芒星などである。」
「封印された【黒聖書】の真実」並木伸一郎著より

感想
何か滅茶苦茶じゃない? 例えば、「彼らが他民族に同化するという安易な道を選んだはずがない」と「彼らは合流したのではないだろうか」は矛盾しないのだろうか。それで、日本人には蒙古斑があっても良いと考えているのかな。

「科学的には、日本の赤ん坊のおしりに必ず出る蒙古斑(ごく軽い青いアザ、東洋民族の特徴)がユダヤ人にはない。
 逆に、ユダヤ人がまったく持っていないドランク酵素(酒を飲んで顔が赤くなる遺伝子)を、多くの日本人が持っている。これではとても遺伝的に同族とはいえない。」
「ユダヤ深層予言」五島勉著より

>「見よ、私は彼らを北の国から連れ戻し、地の果てから呼び集める」(第31章8節)

これなんか「終わりの時」の予言でしょ。という事は日本じゃないという事だね。

>イスラエル十支族の痕跡が日本に残っているはずである。そう、それこそが、冒頭で紹介した十来塚であり、伊勢神宮の六芒星などである。

「伊勢神宮の六芒星」についてはこちら。http://ameblo.jp/hex-6/entry-10726769320.html
「十来塚」についてはこちら。https://www.driveplaza.com/trip/michinohosomichi/ver46/(「07」をクリックして下さい。)

>では、再度問う、地の果て、北の国アルツァレトとはどこなのだ?
 残念ながら、学術的答えは出ていない。そこで、以下は筆者の推理である。

私は「Ⅴ・ダンスタンの終末大予言(下)」第16章を読んで以来、イギリスだと考えている。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12106875000.html

ところで、イギリスって北国なの?http://www.asahi.com/housing/world/TKY200902040098.html

「その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣に身をまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、大声で叫んで言った、「救は、御座にいますわれらの神と小羊からきたる」。」
ヨハネの黙示録」第7章9節~10節

おまけ