参考資料884 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

全能の神に挑んだ堕天使ルシファーの謎
「イギリス・ルネサンスの最後を飾る詩人ジョン・ミルトン(1608~1674年)は、その著書『失楽園』で、地獄の底に落とされた悪魔にこう叫ばせている。
「おお、幾万とも知れぬ不滅の天使たちよ。
天下無敵のわが軍勢よ。
結果が惨敗に終わったにせよ、このたびの闘争は決して不名誉なものではなかった。
一敗地にまみれたとはいえ、それがどうしたというのだ。
屈伏を考える者はだれひとりとしておらぬ。
われわれは、再び意思を固めなければならぬ」
 ここに述べられている「このたびの闘争」とはだれとのいかなる闘争だろう?
 悪魔が呼びかける「不滅の天使たち」とはいったいだれのことなのだ?
 そして、「再び意思を固めなければならぬ」とは、いかなることを意味するのだ?
 こうした疑問に答えるには、『聖書』に散見する悪魔についての記述を集め、その中から悪魔の正体を追究してみるしかない。
 前章で紹介したように、天使の中で、もっとも力をもった者とは、上位天使中の最高位にある「熾天使」である。だが、実は「熾天使」の上をいく天使がいる。彼は「熾天使」のクラスに所属してはいるものの、「熾天使」中の「熾天使」、あるいは「熾天使」の長と言っていい存在である。もっとも神に近い天使と言ってもいいだろう。
 その名は「光を運ぶ者」=ルシフェル。彼こそ、神を除けば、もっとも力をもった天使。
 だが、その点こそが、ルシフェルの強さでもあるし、弱点ともなった。強さが慢心を生んだのだ。旧約聖書の「イザヤ書」は、こう記述している。

「俺の力は神に等しい。
もし、神がこの世にいなければ、
俺が神になることができる。
ならば、神を倒し、
俺が全能の神として君臨してやる」

 こうしてルシフェルの堕落がはじまり、ルシファーとして他の天使を誘惑しはじめた。「堕天使」の誕生である。
 堕天使ルシファーの誘い方は巧みである。彼が最高位の熾天使中のトップである事実は、その言葉に説得力と抗いがたい威圧感を与えた。誘いを受けた天使たちが次々に堕天使ルシファーの言葉に同調していく。ついには天界の三分の一が、いや、半数近くが堕天使ルシファーに賛意を示し、彼の下に集まり、軍団を形成するまでになった。
 軍団の力を頼みに、ついにルシファーは立ち上がった。全能の神に向かって反旗を翻したのである。『失楽園』に描かれた「闘争」とはこのことである。そして「天使たち」とは、堕天使ルシファーに与した天界の住人たちのことである。
 もちろん、堕天使ルシファー軍団に対抗して神のために立ち上がった天使もいる。その先頭に立ったのが大天使ミカエルである。

「さて、天で戦いが起こった。
ミカエルとその使いたちが、龍に戦いを挑んだのである」(『新約聖書』「ヨハネの黙示録」第12章7節)

「龍」とは、堕天使ルシファーのことである。全能の神を後楯とした大天使ミカエルの闘志は旺盛で、その戦術は巧みであった。そして彼が操る鋭い槍は、次第に堕天使ルシファーを追いつめ、ついに反乱軍を打ち破った。

「龍とその使いたちも応戦したが、勝てなかった」(「ヨハネの黙示録」第12章7~8節)

 しょせん、全能の神にルシファーごときが勝てるわけがなかったのである。」
「封印された【黒聖書】の真実」並木伸一郎著より

感想
ルシファーさんも若いね。昔、テレビを見ていたら小室哲哉氏がハワイかどこかのプロデュースをしていた時だったと思うが、真顔でピカチューに勝ちたい、ピカチューは世界的で桁が違うような事を言っていて、この人何か勘違いしているんじゃないかと思った事があるが、一度のび太になると普通である事の大事さが分かるんじゃないかな。つんく氏も昔は物凄い野望を述べていて次々と実現させたが、その代価が声だとは思わなかっただろう。念のため、野望を持つなと言っている訳ではない。ただ、神に代わろう(なろう)なんて事は思わない方が無難だと思うよ。(麻原彰晃みたいにね。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14111172314(復活して欲しいね。もうしているのかな。)
補足:http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12090600121.html

おまけ