参考資料734 | シフル・ド・ノストラダムス

シフル・ド・ノストラダムス

ノストラダムスの暗号解読

聖マラキは代々のローマ教皇を予言した?
伝説
 聖マラキの予言、正式には「すべての教皇に関する大司教聖マラキの予言」(Prophetia S.Malachiae,Archiepiscopi,de Summis Pontificibus)は、12世紀アイルランドのアーマー大司教聖マラキ(1094~1148)が書き残した予言であり、原本はバチカンが秘蔵・封印しているという。
 彼は生前、ケレスティヌス2世(在位1143~1144)以降の歴代の教皇についての予言を書き記していた。それは教皇が即位する順に、それぞれの世俗名、出身地、紋章などを数語程度の組み合わせで簡潔に言い当てたもので、ときには同じ時代の政治的事件にまで踏み込んだものもある。
 いくつか例を示そう。まず第1番は「テヴェレ川の城より」で、ケレスティヌス2世がテヴェレ川沿いのチッタ・ディ・カステッロ(城の都市の意味)の出身だったことを言い当てている。出身地を言い当てた他の例としては、第16番「ラテラノの教会参事会員」(サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の参事会員だったホノリウス3世について)、第24番「ガリアの説教者」(かつてガリアと呼ばれたフランス出身で説教者修道会士だったインノケンティウス5世について)などがある。
 第4番「スブッラ神父」は世俗名を言い当てた例で、スブッラ家出身だったアナスタシウス4世を指している。他にも、第13番「かの者は学舎(スコラ)から出る」はスコラリ家出身のクレメンス3世を、第61番「小さき人から」は世俗名ピッコリミニがピッコリ・ウオミニ(小さき人)に近いピウス3世をそれぞれ言い当てている。
 紋章が絡む例も多い。第17番「オスティアの鳥」は紋章が鷲でオスティア枢機卿だったグレゴリウス9世のことだし、第22番「打ち倒された竜」は竜を仕留めている鷲が家紋のクレメンス4世のこと、第29番「獅子の薔薇より」は薔薇を囲む2頭の獅子を紋章としていたホノリウス4世のことである。
 政治状況の予言として知られるのが第97番「強欲な鷲」である。これはピウス7世に対応する予言で、彼は鷲を紋章とするナポレオン・ボナパルトとの確執で知られている。
 最近の予言も見事に的中している。たとえば、第109番「月の半分によって」は半月の日に教皇に即位したヨハネ・パウロ1世(1978年)のことである。次のヨハネ・パウロ2世(1978~2005)は第110番「太陽の労働によって」で予言されており、イタリアから見て太陽の昇る方向(東)にあるポーランドの労働者階級から選ばれ、約450年ぶりにイタリア以外から選出された教皇となった。
 そして第111番「オリーブの栄光」が現在のべネディクト16世の予言であり、その教皇名「べネディクト」はオリーブの枝をシンボルとするべネディクト会の設立者と結びついている。
 このマラキの予言は恐ろしいことに、あとがないのである。最後の第112番は例外的に長い文章になっており、「ローマびとペテロがローマ聖教会への極限の迫害の中で着座し、様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、七つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり」と、次の教皇の時代にローマ(七つの丘の町)が崩壊し、最後の審判が下されることがはっきり示されている。これもまた近未来の終末を告げる予言といえるだろう。」
「検証 予言はどこまで当たるのか」ASIOS・菊池聡・山津寿丸著より

念のため、これはあくまで伝説で真相は次回以降。

感想
>まず第1番は「テヴェレ川の城より」で、ケレスティヌス2世がテヴェレ川沿いのチッタ・ディ・カステッロ(城の都市の意味)の出身だったことを言い当てている。

予言としてはダメだが、シンクロニシティーとしては面白いね。

>出身地を言い当てた他の例としては、第16番「ラテラノの教会参事会員」(サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂の参事会員だったホノリウス3世について)、第24番「ガリアの説教者」(かつてガリアと呼ばれたフランス出身で説教者修道会士だったインノケンティウス5世について)などがある。

本当にそう書いていたのなら、予言的中としてもいいが。

>他にも、第13番「かの者は学舎(スコラ)から出る」はスコラリ家出身のクレメンス3世を、第61番「小さき人から」は世俗名ピッコリミニがピッコリ・ウオミニ(小さき人)に近いピウス3世をそれぞれ言い当てている。

ダジャレか。シンクロニシティーとしては面白いが。

>紋章が絡む例も多い。第17番「オスティアの鳥」は紋章が鷲でオスティア枢機卿だったグレゴリウス9世のことだし、第22番「打ち倒された竜」は竜を仕留めている鷲が家紋のクレメンス4世のこと、第29番「獅子の薔薇より」は薔薇を囲む2頭の獅子を紋章としていたホノリウス4世のことである。

面白いんだが、他の可能性も全て考えた上で紋章で引っ掛かったと考えるとコジツケの感じが拭えない。ただし、やはりシンクロニシティーとしては凄いね。

>政治状況の予言として知られるのが第97番「強欲な鷲」である。これはピウス7世に対応する予言で、彼は鷲を紋章とするナポレオン・ボナパルトとの確執で知られている。

これはどういう事?「強欲な鷲」はナポレオンの事?だとしたら教皇は誰でも合うという事じゃない?ただし、ナポレオンの時代を言い当てたと考えるとシンクロニシティーとしてはやはり捨て難い。

>そして第111番「オリーブの栄光」が現在のべネディクト16世の予言であり、その教皇名「べネディクト」はオリーブの枝をシンボルとするべネディクト会の設立者と結びついている。

その前のヨハネ・パウロ1世・2世もシンクロニシティーとしては面白いし、これも面白いね。

>このマラキの予言は恐ろしいことに、あとがないのである。最後の第112番は例外的に長い文章になっており、「ローマびとペテロがローマ聖教会への極限の迫害の中で着座し、様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、七つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり」と、次の教皇の時代にローマ(七つの丘の町)が崩壊し、最後の審判が下されることがはっきり示されている。これもまた近未来の終末を告げる予言といえるだろう。

現・ローマ教皇はフランシスコさんだが、こんなシンクロニシティーがあるらしい。http://blogs.yahoo.co.jp/shingogh425/66184786.html(ちょっと遠いような気もするが。)
巷では「2020年終わりの時」説もあるようだし、信じる人は信じるのかな。裏を返せば、フランシスコさんが退位しても何もなければ2020年説も薄まるのかな。
http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11525025625.html
補足:http://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-11944564618.html

おまけ 時代を先取りしていますなぁ。( ´艸`)