宗教の起源 ロビンダンバー 白揚社
宗教の起源 ロビンダンバー 白揚社
私たちはなぜ神が必要だったのか
(どのように宗教は進化したのかそして何故生き延びたのか)
タイトルの翻訳がおかしいのかもしれないが
「宗教の起源」という題名に反応して読み出すことになったこの本
しかし22ページにはしっかりと宗教の有益性について
永遠であるかのように語っている
曰く人智を超えた世界を信じたがる人間 心理に宗教の起源があるとし
宗教を信じることは個人の利益になると著者ロビンは言っているのだ
起源を掘り起こしてくれるのかと思えばまるで違っていたのである
例えば資本主義も共産主義も考え様によって宗教現象だとも
依存と強欲による宗教戦争も宗教現象だと言えるだろう
ファーストを描いたゲーテも唯一神が不在であることを述べているし
ゲーデルとチャイティンによる数学の「不完全性定理」と
ハイゼンベルグの物理における「不確定性原理」などによって
全知全能の絶対神が否定されています
また宗教の仲間にされている釈迦も自ら「空」を悟れといい
依存先である神の存在を認めていません
宗教哲学者であるパトリックグリムも「グリムの定理」によって
絶対神の存在を否定しているようです