☆プライベート・ライアン | ひとんさんがご乱心です

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 ラストネタバレします

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⚜️プライベート・ライアン

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【あらすじ】
1944年6月。ノルマンディ上陸作戦は成功に終わったものの、激戦に次ぐ激戦は米軍に多くの死傷者を出していた。そんな中、オマハビーチでの攻防を生き延びたミラー大尉に、落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出せよという命令が下された。ライアンには3人の兄がいたが、全員が死亡。その兄弟全員を戦死させる訳に行かないと考えた軍上層部の決定であった。ミラーは中隊から7人の兵士を選び出し、生死も定かでないライアン二等兵を探すために戦場へと出発する。
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原題:Saving Private Ryan
上映日:1998年09月26日

製作国:アメリカ

上映時間:170分
ジャンル:ドラマ.戦争
Filmarks評価:☆4.0
出演者:トム・ハンクス/ジョン・H・ミラー トム・サイズモア/マイケル・ホーヴァス エドワード・バーンズ/リチャード・ライベン バリー・ペッパー/ダニエル・ブーン・ジャクソン アダム・ゴールドバーグ/スタンリー・メリッシュ ヴィン・ディーゼル/エイドリアン・カパーゾ ジョヴァンニ・リビシ/アーウィン・ウェイド ジェレミー・デイヴィス/ティモシー・E・アパム マット・デイモン/ジェームズ・フランシス・ライアン
(Filmarks引用)
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【感想】
1998年の映画。この頃から私の映画鑑賞暗黒期に入っておりまして、ほぼ映画を観れなかった時代が10数年続きました。リアルタイムで見たかったですね。戦争の映画は心も体も調子が良い時にみないとラストがどんなに良くてもしばらく気分が沈んでしまいますよね。やっと見ることができました。

ノルマンディ上陸の様子がもう…リアルというか怖いくらいでした。過去の写真などから忠実に再現しているらしく、この関係者が思い出し涙を流したという話もききました。長い映画ですがあっという間です。もうね…ただただ戦争の愚かさを感じる映画です。
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#Filmarks1503本目

 

 

 

⚜️場面切り取りとひと言

 

老人が家族と共にノルマンディ米軍英霊墓地を訪問し、お墓の前で泣き崩れるシーンから始まります。

 

 

オマハビーチでの激しい戦闘の様子が映し出されます。船から降りることが出来ないほどの集中砲火から敵軍に乗り込むまでのようすがもう本当に恐ろしい。

 

そんな中、お偉いさんの元にライアン家の4兄弟のうち3人が戦死したという連絡が入ります。唯一残っているジェームズライアンもノルマンディー上陸作戦前日に空挺降下の際に敵地で行方不明になったという。お偉いさんは「末っ子のライアン」だけでも生きて母親のもとに帰還させるのだ!と命令をします。(そんなことあるの?まじか?)

 

そこでやっとの思いで帰還したレンジャー隊のミラー(トムハンクス)に命令が下ります。ミラーは6名の兵士をつれて、フランス内陸部へ生きているかもわからないライアンを探しに行くことになるのです。兵士の中には内部勤務で銃をまともに扱ったこともないアパムもフランス語、ドイツ語が話せるというだけで含まれています。

 

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ドイツ軍と交戦中の村に入ったレンジャー隊はフランス人家族から助けを求められますが、安全な場所はどこにもないという仲間を無視し、カーパーゾが子供を受け取り、すったもんだやってるうちに射殺されてしまいます。一人のライアンを助けるために別の兵士が犠牲になるってどうなんよ

戦闘が落ち着き、ライアンに話をするのですが、同姓同名のライアンでした。故郷に帰れると思ったのに一変帰るコトが出来なくなった偽ライアンの叫びよ…えーん

本物のライアンの情報を元に空挺部隊の集結地に到着するレンジャー隊。そこでライアンが戦いの前線地で橋を守ってる事を知ります。「1人の部下が亡くなるとそれは10人を助けるためだったと自分に言い聞かせる。今度は一人の兵士を救うため、ヤツはそれに値する人間なのか」とつぶやくミラー

 

橋へ向かう途中、仲間の戦死者の遺体をみつけます。すぐそばにはドイツ軍の警備陣地。部下達は迂回するというのですが、ミラーは後から来る部隊のためにと戦闘を決意します。しかし、この争いでまた一人の兵士が亡くなってしまいます。ドイツ軍の一人の生き残りの兵士を殺そうとする仲間の兵士。ミラーはそれを止め、遺体を埋めるための墓を掘らせます。そして仲間にばれないようひっそりと涙をながすのでした。遺体を埋葬した一行はドイツ兵を釈放し、さらに仲間割れをしてしまいます。そこでミラーは誰も知らない自分の過去を話します。「故郷の妻に誇れる任務をして帰還したい」と。

 

橋についたレンジャー隊(本当にレンジャー隊だったっけ?わからん、すまそ)はライアン(マットデイモン)を見つけます。兄弟の死を聞き落ち込むライアンですが、今ここにいる自分の仲間を見捨てることは出来ないと、前線に残ることを告げます。

 

この橋はドイツ軍に突破されないようにと命令を受けている大事な戦地。しかし援軍がいつ来るのかもわからず、しかも敵軍の戦力には遠く及ばず、弾薬なども少ない。

 

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ミラーたちはここでドイツ軍を迎え撃つことになります。すこしの弾薬を利用し、奇襲作戦の準備をします。

 

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ミラーはライアンを守るため、自分から離れるなと指示をします。マットデイモンがかっちょよいっ!

 

ドイツ軍を迎え撃つまでの少しの時間。兵士たちは穏やかな時間を過ごす。

 

しかし、ドイツ軍の襲来の知らせが入ります。(この人めっちゃ千原ジュニアさんに似てんのよねぇ)奇襲攻撃もむなしく次々と倒れる兵士たち。

 

アパムは銃弾を持ってくるように言われていたのに怖くて動くことが出来ませんでした。

 

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橋の奥に撤退する兵士たち。戦車を橋の方におびき寄せ、橋を爆破します。
 
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敵の銃弾を受け動けなくなったミラー。戦車にひたすら銃撃します。
 
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そこへやっと援軍の空軍攻撃機が到着し、戦車を爆破します。ドイツ軍は撤退し始めます。ミラーはライアンに「無駄にするな。しっかり生きろ」と言葉をかけ息をひきとります。

 

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アパムはドイツ軍兵士の中に釈放してやった兵士を見つけます。その男だけを撃ち、ほかの兵士を逃がすのでした。

 

ライベンとアパムを残し、レンジャー隊は全滅してしまいました。エドワードバーンズさんもかっちょよい。あ、戦争映画みながらかっちょいいとか言ってんじゃないって思った方いらっしゃったらごめんなさいね。

 

 

 
 

⚜️YOUTUBE予告編ない

 

 

 

 

 

注意 ラストのネタバレです 注意

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現在のシーンに戻ります。お墓の前で「あなたの言葉を忘れた日はありません。今日まで一生懸命生きたことがその証です。あなたがして下さったことに報いていたら幸せです」寄り添う妻に「私はいい人生を?私はいい人間かな?」「もちろんよ」と答えます。ミラーのお墓に向かい敬礼をするのでした。