☆あなたを抱きしめる日まで | ひとんさんがご乱心です

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2020年春、のんびり島生活を開始。映画記録など趣味をただただ綴る自己満足な日記です♡
【つぶやき日記】は更新する毎に非公開。誰にも見せない【おひとりさま日記】はアメンバー記事で記録しているためアメンバーは募集しておりません。よろしくお願いします。

 

 ラストネタバレします

注意 ご注意ください  注意

 

 

⚜️あなたを抱きしめる日まで

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【あらすじ】
その日、フィロミナは、50年間かくし続けてきた秘密を娘のジェーンに打ち明けた。1952年、アイルランド。10代で未婚のまま妊娠したフィロミナは家を追い出され、修道院に入れられる。フィロミナは男の子を出産、アンソニーと名付けるが、面会は1日1時間しか許されない。そして3歳になったとき、アンソニーは養子に出されてしまう。以来わが子のことを一瞬たりとも忘れたことのない母の想いを受け止めたジェーンは、BBCをクビになった元ジャーナリストのマーティンに話を持ちかける。愛する息子にひと目会いたいフィロミナと、その記事に再起をかけたマーティン、全く別の世界に住む二人の旅が始まる
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原題:PHILOMENA
上映日:2014年03月15日

製作国:フランスイギリス

上映時間:98分
ジャンル:ドラマ
Filmarks評価:☆3.7
出演者:ジュディ・デンチ スティーヴ・クーガン ソフィ・ケネディ・クラーク アンナ・マックスウェル・マーティン ミシェル・フェアリー バーバラ・ジェフォード ルース・マッケイブ
(Filmarks引用)
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【感想】
実話です。フィロミナは信仰心の強い女の子。子供を堕胎する事も未婚のまま出産することはありえないこと。自分が悪いという罪の意識を持ったまま、あえなくなった息子を思い続け生きてきた。その当時の時代背景とかわからんけどさぁ~教会ってオニなん?出産で苦しんでるのにお医者さん呼んでくれないしさぁ。出産により死亡したお墓には14歳の子もいてさ。教会に救いを求めてきたんやろにさぁ。ラストにキーとなるシスターさ。おめぇ~バカか?アンタのせいでぇ~!って思った。赦すという選択肢はアタシにはねぇ~。
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#Filmarks/1498本目

 

 

 

⚜️場面切り取りとひと言

 

イギリスのBBC放送のジャーナリストのマーテインが会社をクビになるとこから始まります。

 

フィロミナが過去の出来事を思い出しています。娘ジェーンに男の子の写真をみせ、あえなくなった息子がいて50歳になると告げます。

 

フェノミナには息子がいました。見知らぬ男との初めての関係で出来た男の子。修道院で過酷な労働をしながら1日に1時間だけ息子と会えることだけを生きがいにしていました。

 

しかし、修道院は彼女の許可なくフィロミナの友達の娘と共に息子アンソニーも養子に出してしまうのです。それからフィロミナはアンソニーの事を毎日思いながら生きてきたのです。

 

フィロミナはずっと隠し続けてきたがアンソニーが50歳の誕生日の日に、どうしても一目息子に会いたいという長年の思いをジェーンに告げたのでした。ジェーンはマーティンにそのいきさつを記事にすることを条件にアンソニー探しを依頼します。

 

修道院に尋ねるものの記録は火事で焼失したと聞き断念しますが、近くのバーで修道院はアメリカのお金持ち相手に子供を売っていたという話を聞きます。マーティンはフィロミナとアメリカへ向かいます。

 

アンソニーはマイケルという名前になり政治家の顧問弁護士をしていたことがわかりますが、8年前に死亡していました。

 

アンソニーの職場の仲間と会った二人は、アンソニーがゲイであったこと。死因はエイズだったことを知らされる。
 

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二人はアンソニーの恋人ピートに会ってみることにします。アンソニーも病気になったのち、母親の存在を探し、修道院を訪れていたのです。しかし、シスターに「フィロミナはあなたを捨てて出て行った」と嘘をついていた。お互いに行方を捜していたのに教会により引き裂かれていた母子。亡くなったアンソニーは本人の希望によりその教会の墓地に埋葬されていたのです。

 

 

 

⚜️YOUTUBE予告編

 

 

 

注意 ラストのネタバレです 注意

コイツが嘘をついていたばばぁシスター。しかし、わびることもなく自分は純潔で生涯を神にささげた!フィロミナは汚らわしい悪であると言い放ちます。しかしフィロミナはシスターに彼女のしたことを「赦す」と告げます

 

「二つのお祖国と多くの才能を持つ男」と書かれたアンソニーのお墓の前でフィロミナは祈りを捧げアンソニーの事を思うのでした。

フィロミナはマーティンに人々に知ってもらうため記事にするように話し、二人はお喋りしながら家に帰るのでした。

*2009年マーティンはこの物語を出版。今なお多くのアイルランド人の養子とその母親がお互いに探し続けている。フィロミナは英国で家族と暮らし、今も息子の墓を訪れている。マーティンは作家司会者として活躍。ロシア史の本を出版した。

信仰って、罪って、赦すってなんでしょうね。