☆ぼくは君たちを憎まないことにした | ひとんさんがご乱心です

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 ラストネタバレします

注意 ご注意ください  注意

 

 

⚜️ぼくは君たちを憎まないことにした

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【あらすじ】
2015 年 11 月 13 日金曜日の朝。
ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは息子のメルヴィルと一緒に、仕事に急ぐ妻のエレーヌを送り出した。息子のために健康的な朝食を手作りして体調管理に気を配り、おしゃれでユーモアのセンスもある。最高の母であり、最愛の妻が、突然、天国へ行ってしまった。そんな時でも息子はお腹を空かせ、砂で遊び、絵本の読み聞かせをねだる。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続くワンオペ育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始めた。妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と二人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージ。一晩で 20 万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていく。
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原題:Vous n‘aurez pas ma haine/YOU WILL NOT HAVE MY HATE
上映日:2023年11月10日

製作国:ドイツフランスベルギー

上映時間:102分
ジャンル:ドラマ
Filmarks評価:☆3.7
出演者:ピエール・ドゥラドンシャンカメリア・ジョルダーナゾーエ・イオリオトーマス・マスティンクリステル・コルニルアン・アズレイファリダ・ラウアジ
(Filmarks引用)
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【感想】

テロに屈しないという思いでFACEBOOKに自分の思いをUPしたのだろうけど「憎まない」という言葉が逆にアントワーヌを苦しめていったような気がする。いっそのこと犯人を憎んだ方が楽だったのかもしれない。メディアにでるようになり義姉や義母ともギクシャクしてしまう。しかし、電車の中で若い女の子に友達も犠牲になった「私の気持ちを代弁してくれてありがとう」とお礼を言われたりもする。不安定なアントワーヌの心。寂しい姿を息子に見せないために逆に小さい息子に寂しい思いをさせてしまったりもする。パパに怒られたメルヴィルはママを恋しがりママのクローゼットで一人泣いてたり、ママを呼び続ける姿は泣ける。

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#Filmarks/1482本目



⚜️場面切り取りとひと言

アントワーヌは奥さんのエレーヌが大好き♡

 

息子ももちろんママが大好き。パパはジャーナリストで自宅で仕事をすることが多く、ママは忙しく働いてて計画立てていた旅行をキャンセルしなきゃいけなくなるほど。その日の夜、ママは友達と一緒にライブに行きテロに巻き込まれる。

 

テロ現場にいたことはわかってるのに連絡がつかず焦るパパ

 

アチコチの病院を回りママを探すも見つからない

 

ママが見つかった。遺体と対面するパパ。

パパはテロリストに対しての思いをSNSにあげる。一晩にしてそれは拡散される

 

テロリストが捕まらず街は騒然としている

 

パパはいろんなメディアから取材を受ける。そんな中、ママの葬儀を準備しないパパはママの家族と言い争いになる。強いパパでいたいのだけどママが亡くなった事を認めたくないパパもいる。ついつい意味がわからない息子に当たってしまう。

 

改めてママが眠る墓地でママに会えない事を伝える
 

 

 

⚜️YOUTUBE予告編

 

 

 

注意 ラストのネタバレです 注意

 

3人で行くはずだった場所へ、息子と二人で出かけ海辺で遊ぶ。息子を寝かしつけ、パパはハンモックに揺られながら二人で遊んだ海での動画を見返すのだった。