漫才書いてみました。

 

「俺さコンビニの店員やりたいからお前お客さんやってよ」

 

「俺は別にいいけど

わざわざ劇場に足を運んでくれて

お金まで払ってくれてる皆様に対してだよ

お前がやってみたいってだけでコンビニのマネゴトしてていいんだろうか?」

 

「・・・」

 

「自分がやりたいんじゃなくて

自分が皆様に見てほしいんだって

そういう気持ちが大事なんじゃないのか」

 

「・・・」

 

「今日のお客様の中にはもう二度と会えない人もいるかもしれない

いや、むしろ二度と会えない人のが多いかもしれない

そんな人たちにお前はお前のコンビニ店員っぷりをどうしてもみてほしいのか?」

 

「・・・」

 

「お前はコンビニの店員やりたいって言うけど

コンビニの店員やりたいよりも

コンビニの店員になって何がしたいのか

そっちの方が大事なんじゃないのか

お前は何がしたいんだ」

 

「・・・ボケたいんだよ!

コンビニみたいななじみのある

日常的なシチュエーションで非日常的なボケして笑いを取りたいんだよ!」

 

「じゃあ何で最初からボケたいって素直に言わないんだ」

 

「最初にボケたいんでボケさせてくださいって宣言してから

はじめる漫才師いないだろ!剣道じゃないんだから。」

 

「剣道?」

 

「スマンそれは忘れてくれ💦」

 

「じゃあコンビニ店員やりたいってのはウソなのか?」

 

「ウソだよ!むしろやりたくないよ。

意外と覚えること多いし。

たまにお前みたいな変な客来るし。

夜勤お肌荒れるし。ってOLか!」

 

「OL?」

 

「スマンこれも忘れてくれ💦」

 

「結局お前はボケたくて漫才師になったんだな?」

 

「そうだよ」

 

「じゃあお前は自分がボケたいって欲求を満たすために

おれを誘ったのか!俺のツッコミが目当てだったのか!」

 

「言い方!」