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60歳→65歳→ついに『75歳のブログ』

「一大イベント」の日(8/31)が終りました。

その日は終わりましたが、「一大イベント」は、数ヶ月後に

延期となったのです。 台風で。

 

そのイベントは、参加者(観客)97名。 3つのグーループ

による趣向を凝らしたパフォーマンスを企画していた。 

一方、開催の準備や当日の運営は、26人からなる実行委員会

が執り行う。 その責任者「実行委員長」を仰せつかったの

が、私である。 そういうことに全く縁の無かった人間には、

想像に絶する難行苦行だったのだが、それは置いておこう。

 

イベント開催日の1週間ほど前に、台風10号が奄美に接近と

のニュースに接する。 それからというもの、毎朝、毎夜、

台風情報を確認し、春日部市1時間天気予報の変化をチェック

してきた。

 

当初、8/31には、台風は通り過ぎているような予報だった。

ところが、進行があまりに遅く、鹿児島に上陸しても一向に

本州を目指さない。 しまいには関東への来襲予想が8/29と

か言い出す羽目に。 九州の皆様には誠に申し訳けなく、又、

被災者には不謹慎だと思いつつも、もう少しだけ、そこに

居座ってくれって本気で思ってしまったものでした。

 

催しを決行するか中止(延期)にするか、前日の15時に決め

て、演者3組と参加予定者97名に連絡することになる。

最終的な連絡は、それぞれの担当者が、連絡網を使ったりし

て実行するのだが、その担当者への連絡は、私の仕事だった。

それ以前に、可否の決定をすること自体が、委員長たる私の

重大な任務なのだ。

 

いつまでも行方の定まらない台風を相手に、至難の業であるが

それまでの大変な作業を知っている(私自身も体現している)

身には、「中止」の判断は辛過ぎる。 しかし、最優先すべき

は、参加者の安全だ。 また連日の報道で、参加者も、穏やか

な心持では、心からパフォーマンスを楽しめないだろう。

皆様、須らく高齢者なのだ。 「中止」が正論である。

しかし、その日の朝の私の結論は「決行」だった。

 

11時30分。

正に、青天の霹靂だった。「こう、あるべき」が降って来た。

反論の、あろうはずは無い。 誰が考えても正しいのだから。

 

実際の天気がどうだったかは、結果論でしかない。

そして、延期となれば、この先、再スタートが待っている。

そのことで、昨日までの緊張感は、多少なりと繰越している。

もし、成功裏に終わっていたら個人的には「もぬけの殻」だ。

今頃、まだ寝ているのかな? 

 

昨日今日と、後始末やら、再スタートの準備やらで、両日とも

早朝から動いている。 今は、昼休みの延長だな。